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『あの花』『中二病』『コードギアス』小規模公開劇場アニメが健闘

 興行通信社が17日発表した9月14日・15日の『全国映画動員ランキングトップ10』に、14日公開の『小鳥遊六花・改‐劇場版 中二病でも恋がしたい‐』が9位に、同『コードギアス 亡国のアキト 第2章「引き裂かれし翼竜」』が10位に初登場した。公開3週目で5位にとどまる『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』とあわせ、少規模公開ながら高いスクリーンアベレージ(1スクリーンあたりの興行収入)を上げるテレビアニメの劇場版作品の健闘ぶりが目立った。

『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』8月31日より公開中(C)ANOHANA PROJECT

『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』8月31日より公開中(C)ANOHANA PROJECT

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 『劇場版 中二病〜』は、思春期にみられる自己愛や妄想を表す俗語「中二病」を題材に、昨年10月〜12月に放送されたテレビシリーズの総集編として、ヒロイン・六花の視点で再構築し、さらに新作映像を交えた作品。全国27館という小規模公開ながらランクインした。

 『コードギアス〜』も36館での小規模公開。テレビアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』(2006年放送)と『コードギアス 反逆のルルーシュR2』(2008年放送)の流れを継ぐ劇場版『第1章 翼竜は舞い降りた』(2012年8月公開)の続編にしてシリーズ第2章。物語の舞台をヨーロッパ戦線に移した今作では、主人公アキトが超大国の神聖ブリタニア帝国との激しい戦いに身を投じていく。

 『劇場版 あの花』も全国64館での公開ながら、12日目(9月11日)時点で累計興行収入5億円を突破し、2011年にテレビシリーズが放映されたフジテレビ「ノイタミナ枠」発の劇場版の中ではダントツの成績。最終興収約19億円を記録した『映画 けいおん!』にどこまで迫れるか、注目される。

■全国映画動員ランキングトップ10
1(NEW)劇場版ATARU−THE FIRST LOVE & THE LAST KILL−
2(↓1) 風立ちぬ
3(NEW)ウルヴァリン:SAMURAI
4(NEW)許されざる者
5(↓4) 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
6(↓3) マン・オブ・スティール
7(↓2) キャプテンハーロック
8(↓5) 貞子3D2
9(NEW)小鳥遊六花・改 −劇場版 中二病でも恋がしたい!−
10(NEW)コードギアス 亡国のアキト 第2章「引き裂かれし翼竜」
(2013年9月14日〜9月15日、興行通信社調べ)

関連写真

  • 『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』8月31日より公開中(C)ANOHANA PROJECT
  • 『小鳥遊六花・改 −劇場版 中二病でも恋がしたい!−』9月14日より公開中(C)虎虎/京都アニメーション/中二病でも製作委員会
  • 『コードギアス 亡国のアキト 第2章「引き裂かれし翼竜」』9月14日より公開中(C)SUNRISE/PROJECT G-AKITO Character Design (C)2006-2011 CLAMP

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