宮崎駿監督が長編アニメーションの監督業からの引退を発表し、気になるのはスタジオジブリの今後。6日に都内で行われた会見で宮崎監督は「やっと上の重しがなくなるんだから、こういうのもやらせろという声が若いスタッフからいろいろ鈴木さん(鈴木敏夫プロデューサー)に届くことを願っています。それがなければダメだと思う」と次代を担うべき世代のスタッフに発破をかけた。
宮崎監督は「僕らが30歳、40歳の時は、やっていいなら、何でもやるぞっと思ってやってきましたが、そういうものを持っているかどうかにかかっていると思います。鈴木さんは門前払いをする人ではありません。ジブリの今後は、いろんな意欲や希望や能力にかかっていると思っています」と突き放した。
もともとスタジオジブリは、宮崎監督と高畑勲監督の作品を作るために、1985年に設立されたスタジオだが、いまや300人の従業員を抱える大所帯に。今後も劇場アニメを制作し、ヒットさせていかなければ、立ち行かなくなるのは必然だ。同社のアニメーター出身の米林宏昌氏が『借りぐらしのアリエッティ』(2010年)を手がけたり、宮崎監督の長男・吾朗氏が『ゲド戦記』(2006年)や『コクリコ坂から』(2011年)を作っているが、今後はもっといろいろな才能が表に出てくるのだろうか。
鈴木プロデューサーも「今年はあともう一本、高畑監督の『かぐや姫の物語』と、来年の企画にも携わっています。宮崎監督よりは若いとはいえ、私も65歳。どこまで関わるかの問題もあると思うが、ジブリの今後は、ジブリにいる人たちの問題でもある。彼らがどう考えているのか、それによって決まると思う」と話した。
宮崎監督は「僕らが30歳、40歳の時は、やっていいなら、何でもやるぞっと思ってやってきましたが、そういうものを持っているかどうかにかかっていると思います。鈴木さんは門前払いをする人ではありません。ジブリの今後は、いろんな意欲や希望や能力にかかっていると思っています」と突き放した。
もともとスタジオジブリは、宮崎監督と高畑勲監督の作品を作るために、1985年に設立されたスタジオだが、いまや300人の従業員を抱える大所帯に。今後も劇場アニメを制作し、ヒットさせていかなければ、立ち行かなくなるのは必然だ。同社のアニメーター出身の米林宏昌氏が『借りぐらしのアリエッティ』(2010年)を手がけたり、宮崎監督の長男・吾朗氏が『ゲド戦記』(2006年)や『コクリコ坂から』(2011年)を作っているが、今後はもっといろいろな才能が表に出てくるのだろうか。
鈴木プロデューサーも「今年はあともう一本、高畑監督の『かぐや姫の物語』と、来年の企画にも携わっています。宮崎監督よりは若いとはいえ、私も65歳。どこまで関わるかの問題もあると思うが、ジブリの今後は、ジブリにいる人たちの問題でもある。彼らがどう考えているのか、それによって決まると思う」と話した。
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2013/09/06