男女3人組ユニット・girl next doorが12月8日に東京・SHIBUYA-AXで行われるライブをもって解散することが3日、わかった。同ユニットの公式サイトで発表された。競泳男子平泳ぎの北島康介選手（30）と婚約中のボーカルの千紗は「自分が選んだ人を支える事に専念します」と明かし、解散ライブを最後に芸能界を引退する。

　デビュー5周年の節目の日に、メンバー3人は解散報告とともにコメントを発表。年内にも入籍予定のボーカルの千紗は「girl next doorとしての活動と、自分が選んだ人とのこれからを考えたとき、果たして両立ができるのか・・・本当に悩みました」と葛藤を明かしたうえで「でも不器用な私なので、きっとどちらかが中途半端になってしまう。そんな時、応援してくれるみんなと100％の自分で向き合えないのは失礼だなって。だから私は、自分が選んだ人を支える事に専念します」と北島選手を支えるために引退の意向を表明した。

　キーボードの鈴木大輔（34）は「これまで行ってきた楽曲制作活動をより突き詰めて、一人でも多くの人たちに喜んで頂ける作品を創っていけたら」、ギターの井上裕治（35）は「音楽人、井上裕治としてのこれからの活動を応援してくれたら」とし、それぞれ音楽活動を継続する。

　2008年9月3日にシングル「偶然の確率」でデビューしたガルネクは、同年末、デビュー4ヶ月で『日本レコード大賞』新人賞を受賞、『NHK紅白歌合戦』に初出場して話題に。5年間でシングル17枚、アルバム6枚を発表した。5年間の活動の集大成として、11月20日に、新曲を含むベストアルバム『girl next door THE LAST』を発売する。

　以下、ボーカル・千紗のコメント全文。

皆様に大切なご報告があります。

私たちgirl next doorは12月8日に行いますLIVEをもちまして解散する事になりました。

今までgirl next doorを温かく応援してくれたファンの皆さん、そして関係者の皆さんには、
本当に伝えきれないほどの感謝の気持ちが溢れるばかりです。

いつも前を向けば、みんなの笑顔に支えられてきました。

たくさんの出会いが私たちをここまで導いてくれました。

そんなみんなと築いてきたgirl next doorが大好きです。

私にとってこの5年間は、かけがえのない宝物です。

大好きなgirl next doorだから、今回の選択に至るまでにずっとずっと悩み、考えました。
girl next doorとしての活動と、自分が選んだ人とのこれからを考えたとき、
果たして両立ができるのか・・・本当に悩みました。

でも不器用な私なので、きっとどちらかが中途半端になってしまう。
そんな時、応援してくれるみんなと100％の自分で向き合えないのは失礼だなって。

だから私は、自分が選んだ人を支える事に専念します。

girl next doorとしての活動は12月8日のLIVEで最後になりますが、
この日はみんなと思いっきり笑顔で締めくくれるように、全力を出し切りたいと思います。

girl next door 千紗