9月2日に解体工事が始まる小学館ビル(東京都千代田区)に藤子不二雄A氏、浦沢直樹氏ら漫画家たちが別れを惜しみ館内に描いた落書きの一般公開が25日、最終日を迎え、多くの漫画ファンが同所に詰めかけた。関係者によると、一般開放初日の24日は約3800人が訪れ、2日間で合計約8000枚の整理券を配布。最終日の整理券配布は午後6時頃終了したが、館内に入れなかった多くのファンが外にあふれ、午後9時過ぎまで賑わいをみせた。
通称「オバQビル」としても親しまれた同ビルは、東日本大震災後に耐震強度の見直しのため建て替えが決定。さまざまな名作が誕生した同ビルとの別れを惜しみ、最後に楽しい思い出をと“ラクガキ大会”が企画された。
今月9日には藤子A氏、浦沢氏をはじめ、島本和彦氏ら25人が参加。22日にはさらに高橋留美子氏ら84人の漫画家がキャラクターなどを書き込んだ。
公開されたロビー1階などでは『オバケのQ太郎』のほか、『YAWARA』『20世紀少年』『うる星やつら』などお馴染みのキャラクターはもちろん、故・石ノ森章太郎氏の『サイボーグ009』を浦沢氏と島本氏が描くなど“垣根”を越えた大人のラクガキが楽しめた。
一般公開はグループに分けられ、約10分の制限時間内で閲覧。参加者はカメラを片手に館内を回り、漫画家たちのお遊びを目に焼き付けていた。
26日からは工事準備に入るため館外からラクガキは一切見ることはできない。取り壊すのがもったいない豪華なラクガキだが、現時点では「保存は未定」となっている。
通称「オバQビル」としても親しまれた同ビルは、東日本大震災後に耐震強度の見直しのため建て替えが決定。さまざまな名作が誕生した同ビルとの別れを惜しみ、最後に楽しい思い出をと“ラクガキ大会”が企画された。
今月9日には藤子A氏、浦沢氏をはじめ、島本和彦氏ら25人が参加。22日にはさらに高橋留美子氏ら84人の漫画家がキャラクターなどを書き込んだ。
公開されたロビー1階などでは『オバケのQ太郎』のほか、『YAWARA』『20世紀少年』『うる星やつら』などお馴染みのキャラクターはもちろん、故・石ノ森章太郎氏の『サイボーグ009』を浦沢氏と島本氏が描くなど“垣根”を越えた大人のラクガキが楽しめた。
一般公開はグループに分けられ、約10分の制限時間内で閲覧。参加者はカメラを片手に館内を回り、漫画家たちのお遊びを目に焼き付けていた。
26日からは工事準備に入るため館外からラクガキは一切見ることはできない。取り壊すのがもったいない豪華なラクガキだが、現時点では「保存は未定」となっている。
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2013/08/25