女優の宮沢りえが22日、都内で行われた舞台『野田地図 第18回公演 MIWA』の制作発表記者会見に出席した。野田秀樹氏が作・演出を務め、歌手で俳優の美輪明宏の半生を題材にした同作。美輪をモチーフにした主人公・MIWAを演じる宮沢は、オファーを受けた際に「あの美輪さんですか?」と驚いたとしつつも、「いつも新しい役に挑む気持ちは変わらない。ドキュメンタリーではないので表現するプレッシャーはないです」とやる気をにじませた。
気になるMIWA役のビジュアルについては「最初、美輪さんと聞いて黄色いカツラをかぶると思ったけど、今の美輪さんをそのまま演じるのではなく野田さんのテイストがはいっているので、衣装もヘアも全くわからない」と未定という。
野田氏は宮沢を起用した理由について「男性じゃ無理。女性が演じれば違う人間としてみてもらえるという、まあ逃げです」と明かし、「美輪さんのバラ色の派手な姿とそれを取り除いたシンプルな立ち姿、シンプルなところをりえちゃんに託したい」と期待。宮沢も「この人が私にやりなさいというものはきっとできるんじゃないかという想いがある」と信頼を寄せ、「美輪さんという怪物をつくるにあたってプランは特にないし、けいこでグイグイ見つけて行きたい」と力強く意気込んだ。
実際に美輪と対談したという宮沢は「オーラはわからないけど、スピリチュアルな話は全くなかった」と振り返り、「性別と年齢を飛び越えて、とても愛情の深い方。自分の表現や発言に100パーセント責任を持っていてかっこいい」と憧憬していた。一方の美輪はビデオコメントを寄せ「リアルにしてって言ってもできないだろうし、めちゃくちゃにされても面白いんじゃないかと」と笑い飛ばし、「ご愁傷様」とユーモアたっぷりにエールを送っていた。
発表会には、ほかに瑛太、井上真央、小出恵介、浦井健治、青木さやか、池田成志、古田新太ら豪華キャストが登壇した。同作は東京芸術劇場プレイハウスにて10月4日より上演。
気になるMIWA役のビジュアルについては「最初、美輪さんと聞いて黄色いカツラをかぶると思ったけど、今の美輪さんをそのまま演じるのではなく野田さんのテイストがはいっているので、衣装もヘアも全くわからない」と未定という。
野田氏は宮沢を起用した理由について「男性じゃ無理。女性が演じれば違う人間としてみてもらえるという、まあ逃げです」と明かし、「美輪さんのバラ色の派手な姿とそれを取り除いたシンプルな立ち姿、シンプルなところをりえちゃんに託したい」と期待。宮沢も「この人が私にやりなさいというものはきっとできるんじゃないかという想いがある」と信頼を寄せ、「美輪さんという怪物をつくるにあたってプランは特にないし、けいこでグイグイ見つけて行きたい」と力強く意気込んだ。
実際に美輪と対談したという宮沢は「オーラはわからないけど、スピリチュアルな話は全くなかった」と振り返り、「性別と年齢を飛び越えて、とても愛情の深い方。自分の表現や発言に100パーセント責任を持っていてかっこいい」と憧憬していた。一方の美輪はビデオコメントを寄せ「リアルにしてって言ってもできないだろうし、めちゃくちゃにされても面白いんじゃないかと」と笑い飛ばし、「ご愁傷様」とユーモアたっぷりにエールを送っていた。
発表会には、ほかに瑛太、井上真央、小出恵介、浦井健治、青木さやか、池田成志、古田新太ら豪華キャストが登壇した。同作は東京芸術劇場プレイハウスにて10月4日より上演。
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2013/08/22