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ジブリ最新作『風立ちぬ』大ヒットスタートで動き始めた関連作

 1200万人を動員した『崖の上のポニョ』から5年。スタジオジブリ最新作、宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』が7月20日(土)に全国343館454スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員74万7451人、興収9億6088万5850円をあげた。『〜ポニョ』(08年7月19日公開、最終興収155億円)との興収比較では93.7%、『借りぐらしのアリエッティ』(10年7月17日公開、最終興収92.5億円)との興収比較では107.3%となり、100億円超えに向けて好スタートを切った。

『ひこうき雲 サウンドトラック』久石譲(徳間ジャパンコミュニケーションズ)

『ひこうき雲 サウンドトラック』久石譲(徳間ジャパンコミュニケーションズ)

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 戦闘機“零戦”の設計者として知られる堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルに、飛行機作りに情熱を捧げた青年の姿を描いた同作は大人のジブリとも評されており、中高年層に加え、夏休み本番を迎え、今後、親子連れや中高生の動員も大きく期待されている。

 映画の好スタートに伴い、デジタル配信されている主題歌「ひこうき雲」(荒井由美)も映画公開日にレコチョクシングルデイリーランキング1位、iTunesトップソング1位を獲得。また、同作が収録された、松任谷由実のベスト盤『松任谷由実 40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。』の売上も前週の倍に伸長し、7/29付アルバムランキングで前週51位→32位に浮上している。

 さらには、デビューアルバム『ひこうき雲』(荒井由実)も268位と、TOP300内にランクイン。また、『ひこうき雲 サウンドトラック』(久石譲)も32位に初登場している。『〜ポニョ』の主題歌「崖の上のポニョ」(藤岡藤巻と大橋のぞみ)は、初動0.1万枚だったが映画の大ヒットで累積38.2万枚と大きく売上を伸ばしたことから、今回の映画関連音楽作品の動向に大きな期待がかかる。(ORIGINAL CONFIDENCE 13年7月29日号掲載)

⇒⇒ 『風立ちぬ』のチケット発売情報

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  • 『ひこうき雲 サウンドトラック』久石譲(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
  • 『松任谷由実 40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。』直近の売上動向

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