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さだまさし、ソロ公演4000回達成 元グレープ吉田政美・ももクロあーりんらも参加

 シンガー・ソングライターのさだまさし(61)が17日、東京・日本武道館でソロ通算4000回となるコンサートを開催し、全16曲を熱唱した。さだは、今回の大記録達成に「あなたがそこに座っていたから生きてきた」と集まった7500人のファンに感謝。「60(歳)で辞めようとか、やり残したことをやろうとか言うのは封印して、歌える限り歌おうと思います」と一身に注がれる声援に力強く答えた。

(左から)さだまさし、ゲストの吉田政美(元グレープ) (C)ORICON NewS inc.

(左から)さだまさし、ゲストの吉田政美(元グレープ) (C)ORICON NewS inc.

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 記念すべき4000回公演は、先月発売したベストアルバム『天晴〜オールタイム・ベスト〜』の収録曲を決める際に実施した「あなたが選ぶ さだまさし国民投票」で1位に輝いた人気曲「主人公」で幕開け。1978年の楽曲が愛され続けている結果に、「決して35年、いい歌を描いてないわけじゃないんですよ」と茶目っ気たっぷりに突っ込むなど、冒頭から笑いが溢れた。

 昨年4月から始まったデビュー40周年記念プロジェクトの集大成とも言える同コンサートは、ファン感謝祭ともいうべき内容になった。8年ぶりの武道館公演は、セットリストなしという前代未聞の趣向で実施。事前にファンから聴きたい楽曲を募り、さだが引いた札順に演奏するという「オールリクエスト」で進行された。

 どんな楽曲が繰り広げられるのか先行きわからない展開にさだも「辞めようよ〜」と及び腰だったが、「償い」「Birthday」「道化師のソネット」など人気楽曲のオンパレード。「東洋一の引き! こんなところで運を使いたくなかった!」と上機嫌に語るほど、この日のさだは神がかった。

 さらに、さだの節目を祝うべく豪華ゲストも集結。1972年に結成したフォークデュオ・グレープのメンバー・吉田政美が駆けつけ、グレープ“再結成”が実現すると、ヒット曲「精霊流し」を披露。また、観客として観に来ていた岩崎宏美をステージに招き「いのちの理由」をデュエットするさだ流サプライズも飛び出した。

 さらに「秋桜」では、ももいろクローバーZのあーりんこと佐々木彩夏とコラボ。「無縁坂」ではTHE ALFEE坂崎幸之助とハーモニーを響かせ、「胡桃の日」では三代目 J Soul Brothersのボーカルの今市隆二登坂広臣と共に熱唱した。

 1976年10月にソロアーティストとして初のコンサートを開催以降、年間平均約100本、1982年には自身最多の162本という公演を行ってきたさだ。「こんなに回数をやってきたのは、上手になりたいからなんです。何か上手になりたいんです。もっともっといいものを作らないといけないと思っている」と呼びかけると、惜しみない拍手と声援が埋め尽くしていた。

関連写真

  • (左から)さだまさし、ゲストの吉田政美(元グレープ) (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)さだまさし、“あーりん”こと佐々木彩夏(ももいろクローバーZ) (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)岩崎宏美、さだまさし (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)ゲストの坂崎幸之助、さだまさし=さだまさし日本武道館コンサート (C)ORICON NewS inc.
  • さだまさし&ゲストの三代目 J Soul Brothers=さだまさし日本武道館コンサート (C)ORICON NewS inc.
  • ソロ公演4000回を達成したさだまさしの祝福にゲストが集結!=さだまさし日本武道館コンサート (C)ORICON NewS inc.
  • ソロ公演4000回を達成したさだまさし=さだまさし日本武道館コンサート (C)ORICON NewS inc.

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