俳優の佐々木蔵之介と小柳友らが8日、東京・渋谷のパルコ劇場で舞台『非常の人　何ぞ非常に〜奇譚　平賀源内と杉田玄白〜』の公開舞台けいこ後に報道陣の取材に応じた。佐々木は、劇中で小柳とキスシーンがあることに触れ、「毎日ですからね、これが…」と苦笑。さらに「けいこのときは、いきなりされてドキッとしました。何の告白もなしに…」と照れながら振り返った。

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　一方の小柳は「すごく唇が柔らかかった」と冗談交じりに感想を語り、「毎日うまくキスができるようにがんばります」と意気込んで報道陣の笑いを誘っていた。

　江戸を舞台に歴史に名を残す二人の偉人、平賀源内と杉田玄白の友情と生きざまを描いた同作。杉田玄白役を務める俳優の岡本健一は、舞台入りの二日前に役柄に合うように髪の毛を剃り、気合十分。「（杉田玄白は）日本の社会の流れを変えた人。彼がいなかったら僕らは生きていないんじゃないか」と敬意を払い、演じるにあたり「そういう彼らの生き様を知ると、ちゃんと本気でやらないと。火炎の中に身を投げ打つ気持ちでやります」と並々ならぬ想いを語った。

　同舞台はきょう8日から28日まで同所にて上演される。