今春に高校卒業したばかりの新人演歌歌手・徳永ゆうきが3日、11月にデビューすることがわかった。徳永は『NHKのど自慢2012』グランドチャンピオンを受賞、その後上京し、毎月歌唱イベントなどを行なっていた。この日、都内で行われたデビュー記念イベントで、「デビューは小さい頃からの夢だった。氷川きよしさんや、北島三郎さんみたいに老若男女に知られる歌手になりたい。紅白も出てみたい」と目を輝かせながら、大きな目標を語った。

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　小さいころから親の影響で演歌に慣れ親しんできた徳永。最初に覚えた曲は千昌夫の「北国の春」で、友達とカラオケに行ったときも一人だけ演歌調になってしまい、友達から「黙っとけって言われてしまう」と、生まれながらの演歌好き。さらに趣味は“撮り鉄”と渋く、地元路線の阪急電鉄の車掌の物まねを披露し、会場を沸かせていた。

　イベントには、鉄道マニアとして知られるお笑いコンビ・中川家の中川礼二が応援に駆けつけ、鉄道トークに花を咲かせた。さらに礼二が「“新幹線のトイレ”の物まねやっていい。どこかのライブで使って」と特別に使用許可を出すと、徳永は満面笑みを浮かべ喜んでいた。

　徳永のデビュー曲は、BEGINのボーカル・比嘉栄昇が手がける。タイトル、発売日は未定。