昨年12月にくも膜下出血の手術を受け、今年3月に復帰したものの、療養により再び活動休止を発表した星野源（32）が主演を務めた映画『箱入り息子の恋』トークイベントが都内で行われ24日、欠席した星野から所属事務所を通じて、手紙でメッセージが寄せられた。

【写真】その他の写真を見る

　星野はファンと共演者らに「きょうは出席できなくなってしまい申し訳ありません」と陳謝。「ホームページで発表しましたが、治療期間に入ることになりました」と改めて活動休止を報告した。

　集まったファンには「お会いできず残念です」といい、「初主演の映画が『箱入り息子の恋』でうれしく思います。ぜひ楽しんでいって下さい」と呼びかけた。メッセージは、星野のラジオの構成なども手がける親交の深い放送作家・寺坂直毅氏が読み上げた。

　映画で、星野の母親役を演じた森山良子は「健太郎（星野の役名）がそういう訳で、来られないのが残念。1人でも多くの人が映画を観て、源くんが少しでも元気になってくれれば」といい、「何もしない時期は、焦るかもしれないけど焦らないで。戻ってくる日をゆっくり応援したい。ファンの人も長い目でじっくり待っていっていただきたいと思います」と星野を気遣った。

　星野はきょう午後に公式サイトで、昨年12月にくも膜下出血で手術を受けた箇所が「万全の状態ではない」ことが判明したと発表。通常の日常生活を送っているものの、「経過観察と新たな措置が必要」との診断を受け、再発防止のために治療に専念している。

　イベントには、夏帆、穂のか、市井昌秀監督も出席した。