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宮崎駿監督(72)の5年ぶり新作アニメーション映画『風立ちぬ』(7月20日公開)の完成報告会見が24日、東京・小金井市のスタジオジブリで開かれ、宮崎監督をはじめ、主演声優の庵野秀明、主題歌を歌う松任谷由実が出席した。初号試写で初めて自身の作品で涙したという宮崎監督は「本当に情けないと思いました。みっともない監督でした」と自嘲。庵野氏は「宮さん、泣くんだ。初めて見ました。宮さんの涙を見られて幸せでした」といたずらっぽい眼差しを向け、「わかりますよ」と同じクリエイターとしての共感を示していた。 涙の理由について宮崎監督は「長い間の積み重ねあって出来上がった作品なので、涙を流したのかな」。最新作は、『風の谷のナウシカ』(1984年)で巨神兵の原画を担当し、その才能に目をかけていた庵野氏が主演し、『魔女の宅急便』(1989年)で主題歌を担当したユーミンが高校生の頃に作った「ひこうき雲」と謎のシンクロニシティを見せ、空、飛行機、恋、たばこ…監督が大好きなものがたくさん詰まった作品に仕上がった。

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  • ジブリ最新作『風立ちぬ』の完成報告会見に出席した(左から)庵野秀明氏と宮崎駿監督 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)庵野秀明氏、宮崎駿監督、松任谷由実 (C)ORICON NewS inc.
  • ジブリ最新作『風立ちぬ』の完成報告会見に出席した宮崎駿監督 (C)ORICON NewS inc.
  • ジブリ最新作『風立ちぬ』の完成報告会見に出席した(左から)庵野秀明氏と宮崎駿監督 (C)ORICON NewS inc.
  • ジブリ最新作『風立ちぬ』で主題歌を担当する松任谷由実 (C)ORICON NewS inc.
  • ジブリ最新作『風立ちぬ』で主演声優を務める庵野秀明氏 (C)ORICON NewS inc.

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