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hideさんがお台場に降臨! 製作費約400万のリアル人形がお披露目

 1998年に急逝した人気ロックバンド・X JAPANのギタリスト・hideさん(享年33)のアニバーサリープロジェクトの一環として開催される『hide MUSEUM 2013』のオープニングセレモニーが27日、東京・ダイバーシティ東京プラザで行われ、今回の目玉でもあるhideさんのリアルヒューマンドールが初お披露目された。

完全再現されたhideさんのドール (C)ORICON NewS inc.

完全再現されたhideさんのドール (C)ORICON NewS inc.

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 今年ソロ活動20周年、来年は生誕50周年を迎えるhideさんが東京・台場に“降臨”した。この日、初公開された本人とウリふたつのドールは、製作費約400万円、製作期間8ヶ月を要して完成。本人のライフマスクを元に、目の形、瞳、ほくろ、耳や鼻の形のみならず、肌や髪の質感など細部にわたって完全に再現された。

 眼球は200種類作成したのち、厳選したものを使用。毛髪の完成だけに1ヶ月もかけるなど、こだわりは尽きず。さらに着用している衣装はhideさんが実際に使用していたもので、愛用していたギター・イエローハートをまさに今かき鳴らさんと言わんばかりの躍動感ある仕上がりになっている。

 同ドールを手がけた特殊メイクアーティストの岩倉知伸氏は「細やかな技術や新しい技術にとらわれず、実態のないものからさまざまな想像をして、表情に感情を持たせることに集中し、時間と労力をかけました」とコメントを寄せた。

 hideさん生誕の地・横須賀に2000年にオープンし、2005年9月に惜しまれつつ閉館した『hide MUSEUM』。アニーバーサリープロジェクト『hide ROCKET DIVE 2013-14』の一貫で、実に8年ぶりに復活する今回は、東京と大阪で開催され、総製作費は延べ1億円。「hideが機長をつとめる宇宙船でソロ活動の軌跡を巡る、そして未来へ」をテーマに、生前愛用していた1959年製のギブソン・レスポールスタンダードギター、1stソロアルバムのジャケットに使用されたH・R・ギーガーによる仮面のオブジェなどが初披露される。

 また、物販用トレーラーヘッドは、世界的に有名な工業デザイナーのルイジ・コラーニ氏による特注車両で、hideさんのトレードマークのイエローハートをまとった世界に1台しか存在しないデザインとなっている。

 同セレモニーは、司会を東海林のり子が務め、ゲストとしてモデルの道端アンジェリカ、お笑いコンビ・TKOが来場。hideさんのドールと対面し、道端は「すごい! かっこいい」と感激し、TKO・木下隆行は「オーラのある方と思ってたけど、ドールでもオーラ出てる」と出来の良さに驚いていた。

 『hide MUSEUM 2013』は、6月29日からダイバーシティ東京プラザのフェスティバル広場、8月7日から大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンでそれぞれ1ヶ月開催される。

関連写真

  • 完全再現されたhideさんのドール (C)ORICON NewS inc.
  • アップで見てもウリふたつ (C)ORICON NewS inc.
  • 出席者一同(左から)TKO(木本武宏、木下隆行)、hideさんのドール、道端アンジェリカ (C)ORICON NewS inc.
  • そっくりなhideさんのドールに驚く出席者(左から)TKO(木本武宏、木下隆行)、道端アンジェリカ (C)ORICON NewS inc.
  • 愛用していたギター・イエローハートと共に再現されたhideさんのドール=『hide MUSEUM 2013』のオープニングセレモニー (C)ORICON NewS inc.
  • 『hide MUSEUM 2013』のオープニングセレモニーに出席した(左から)hideさんドール、道端アンジェリカ (C)ORICON NewS inc.
  • 『hide MUSEUM 2013』のオープニングセレモニーに出席したTKO(木本武宏、木下隆行) (C)ORICON NewS inc.
  • 『hide MUSEUM 2013』のオープニングセレモニーで司会を務めた東海林のり子 (C)ORICON NewS inc.
  • 『hide MUSEUM 2013』のオープニングセレモニーの様子
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