きょう25日に肺炎のため死去した「バタヤン」こと歌手の田端義夫さん（享年94）の訃報を受け、生前に親交の深かったこまどり姉妹の姉・栄子（75）、島倉千代子（75）、都はるみ（65）が追悼コメントをFAXで発表した。

以下はそれぞれのコメント全文。

こまどり姉妹の栄子
「先生には50年以上前からよくしていただいてました。3人でご飯を食べに行ったり、仕事の現場でも楽屋にお邪魔したりして、いろいろと楽しいお話を聞かせてもらいました。4〜5年前に仕事でご一緒したときにお声をかけていただいたのを覚えています。そのときは時間もなく、ちゃんとお話しできませんでしたが、最後にもういちどお会いしたかったです。安らかにお眠りください」

島倉千代子
「とても信じられません。いつも年末のテレビ東京の『年忘れにっぽんの歌』で『おう、元気か』とお声をかけていただいていました。『バタヤン先生』と呼ばぜていただいていて、いつも世話話をしてくださる、とても優しい先生でした。本当に言葉もないです。信じられないですけれども、先生には『いっぱい頑張ったから、ゆっくり休んでください』とお伝えしたいです」

都はるみ
「昔は歌謡番組も多く、たくさん、ご一緒させていただきました。明るくてとてもすてきな方でした。後輩の私たちにもいつも優しくしていただきました。本当にありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします」

　また、歌手のミッキー・カーチス（74）も所属事務所を通じて「中学時代からのファンでコンサートにもよく行っていたんだ。70年代に音楽プロデューサーをしていた頃から親交がはじまって、沢山の思い出があるよ。カッコいいエレキを持ったあの姿はいつまでも俺の中では色鮮やかに甦ってくるよ。ご冥福をお祈りします」とコメントを寄せている。