横山剣率いるクレイジーケンバンドが、5月6日から東京・浅草公会堂で『横山剣　大座長公演』を上演することが16日、わかった。原案・プロデュースは、人気アイドルグループ・AKB48らを手がけるヒットメーカー秋元氏が担当。演出にラサール石井を迎え、第1幕は「芝居」、第2幕は「ライブ」の2部構成を予定する。

　演芸の聖地・浅草で芝居に挑戦する横山は「舞台とか、演技とかまったく興味がない人間なので、今までの僕だったら絶対にお断りしていた話だと思いますが、何か、こう、コトの弾みで受けちゃったんですよね（笑）　理由は秋元さんの熱意ですね。見事にやられました」と秋元氏に口説かれたことを告白。

　「その時は興奮して“やりましょう！”と言ったんですが、日が増すにつれ“やっぱり受けるんじゃなかったかなぁ？“という後悔の気持ちと、絶叫マシーンの列に並んでるときのような恐怖と期待が入り交じったような、そんなマゾヒスティックな快感の中に今います。もし、失敗してもいじめないでね」とファンに理解を求めている。

　クレイジーケンバンドの芝居とは演劇か、ミュージカルか、レビューショーなのか。秋元氏の仕掛けとラサール石井の演出に注目だ。同公演は5月6日（月・祝）〜9日（木）まで3日間、同所で行われる。