アクションドラマシリーズ最新作『牙狼＜GARO＞〜闇を照らす者〜』（テレビ東京系）の製作発表会が26日、都内で行われ、新キャストがお披露目された。主演はモデル業を中心に活躍してきた栗山航（21）が抜てき。ドラマ初出演にして初主演の栗山は7ヶ月に及んだ撮影を振り返り、「ものすごく楽しかったです。普通の生活では味わえない経験をさせていただき、刺激たっぷりでした」と満面の笑みを浮かべた。

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　壇上には、ミュージカル『テニスの王子様 2nd SEASON 青学vs氷帝』にて本格的俳優デビューした青木玄徳（25）、『海賊戦隊ゴーカイジャー』）（テレビ朝日系）のゴーカイシルバーを演じた池田純矢（20）、沖縄県出身のモデル・南里美希（24）、歌手・大友康平（57）、歌手・影山ヒロノブ（52）、俳優・津田寛治（47）、女優・佐藤寛子（28）ら、メインキャストが劇中のコスチュームに身を包んで勢ぞろい。新シリーズの演出を手がける横山誠総監督、原作者の雨宮慶太氏も出席した。

　青木もドラマ初出演で「最初は戸惑いや迷いもありましたが、このメンバーでやっていく中で『役を見てほしい』『作品をよくしたい』という気持ちは同じだと感じ、僕にできることを頑張ってきました」。同シリーズのファンだったという池田は「アクションもできて、魅力のひとつであるおっぱいとも絡める！　うれしいです」と語り、笑いを誘っていた。

ヒロインの女魔戒法師・莉杏（りあん）を演じる南里は「人生初めての女優のお仕事でヒロイン。責任感とプレッシャーがある中での撮影でしたが監督、キャスト、スタッフのみなさんが優しく丁寧に教えてくださり、助けていただきました」と感謝した。

　『牙狼＜GARO＞』シリーズは、2005年10月から3月までテレビ東京系で放送された特撮テレビドラマが原点。この世の闇に潜む魔獣を狩ることを宿命付けられた「牙狼」の称号を持つ魔戒騎士の活躍を描く。深夜枠での放送ながら原作者である雨宮氏が総監督として創造する世界観、特撮ヒーロー番組の常識を覆す最新VFXを駆使したアクション映像等で多くの視聴者を魅了。その後、SPドラマ、3D映画、スピンオフ作品、第2期テレビシリーズを製作するまでに至った。

　最新作は、雨宮氏のもとでアクション監督としてシリーズを支えてきた横山氏が総監督を務め、雨宮氏は監修として参加。世界観も一新され、これまでのシリーズの象徴であった魔導騎士・冴島鋼牙から道外流牙（栗山）に主人公もバトンタッチされる。流牙、楠神哀空吏（青木）、蛇崩猛竜（池田）の魔戒騎士3人と魔戒法師が、チームワークで新たな魔獣に挑む物語を展開する。横山監督は「今回は、ぬいぐるみは使わずにフルCG。VFXもすごいことになっています！」と自信をのぞかせていた。

　唯一、過去のシリーズに続いての参加となる影山は、今回も主題歌を担当。「ハードな中でグッとくるかっこいい曲が完成する予定です！」と期待をあおっていた。

　同番組は4月よりテレビ東京系、BSジャパンにて放送される。