EMIミュージック・ジャパンが主催するロックフェスティバル『EMI ROCKS SENDAI』が2日、宮城・仙台市内の夢メッセみやぎで開催された。地元メディアからの提案で、津波の被害を受けた仙台港に隣接するイベントスペースに同社所属のロックアーティストが集結。「日本にもっともっとROCKを。」のコンセプトのもと、ROCKの持つ力で仙台に熱気をもたらした。

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　最大の見どころは、出演者の豪華共演による「EMI ROCKS Session」。布袋寅泰率いる一夜限りの豪華バンド（ベース・亀田誠治、ドラムス・高橋まこと、キーボード・野崎泰弘）に、吉井和哉、ACIDMAN大木伸夫（Vo＆G）、雅-MIYAVI-が加わり、BOΦWYの代表曲「Dreamin’」をセッションした。

　吉井と大木がボーカルをとり、布袋と雅-MIYAVI-がギターバトルを繰り広げると会場のボルテージは最高潮に。布袋の「We are EMI ROCKS！」の雄叫びをあげると、最後はバンドメンバーも加えた7人で肩を組んで一礼し、華々しく締めくくった。

　同イベントには出演順に、蜜、The SALOVERS、The Mirraz、the telephones、雅-MIYAVI-、吉井和哉、大木伸夫（ACIDMAN）、布袋寅泰が参加。オープニングアクトとして、EMI主催オーディション「REVOLUTION ROCK vol.3」で約1000通の応募のなかから最優秀バンドに選ばれたNEKO PUNCHが熱演した。

　会場では所属アーティストによるチャリティーオークションや出演アーティストのサイン入りチャリティーTシャツ販売を実施。ACIDMAN、雅-MIYAVI-、吉井から提供されたTシャツを使用した布ぞうりを制作・展示し、同じデザインのものを販売するなど、東北復興支援プロジェクトとしてさまざまな展示や実演販売も行われた。収益の一部は『東北ライブハウス大作戦』への支援金として寄付される。