栃木のご当地アイドル・とちおとめ25が15日、JA全農とちぎ「とちおとめ大使サンプリングキャラバン」出陣式に登場。栃木のいちごをPRする「とちおとめ大使」に勝手に立候補していたとちおとめ25は、現役大使のU字工事に見守られながら、認定テストに合格、正式に「とちおとめ大使」に任命された。

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　平均年齢16歳というフレッシュなメンバーで構成される栃木のご当地アイドル・とちおとめ25は、栃木県の魅力を国内外にアピールするユニットとして2010年結成、上海万博のステージでデビュー。その楽曲の良さと全力のパフォーマンスで在京のアイドルファンからも注目を集めている。

　そして、昨年11月18日に行われたイベント『アイドル横丁祭り』のステージで、「どうしてもなりたくて、勝手に『宣言』しちゃったんです」（リーダー・あい）と、とちおとめ大使に立候補してしまったことで問題発生（？）。現・とちおとめ大使のＵ字工事の益子卓郎も「俺らがいるのに強引じゃないすか？　栃木県民らしくねえ、栃木の人は控えめなのに。ボクらが厳しくテストして、合格したらなってもらいましょう」とライバル心むき出し。

　しかし、ステージに登場し深々と一礼したとちおとめ25の9人を観た益子は「礼儀も正しいし、とっても可愛いので、合格ですねこりゃ」と早くもデレデレに。そこへ栃木いちご消費宣伝事業委員会の上野委員長が登場、3種類のいちご（「あまおう」「さがほのか」「とちおとめ」）を用意し、大使の認定テストとして「利きいちご」の課題をメンバーに与えた。

　とちおとめ25から、メイ、くるみ、やよいの3人が指名され「利きいちご」に挑戦。まずはくるみが触って形をチェック。続いてやよいが味を確認。「1番はすっごく甘いですね。2番は甘いんですけどほのかに酸味を感じる気がします」とコメントしていく。全部味見し終わると、「一つは食べ慣れた味っていう感じがしました！」と自信満々。その様子を見たくるみは「やよいちゃん、（いちごを）お尻から食べてますよね。先っぽが一番甘いので、お尻から食べると最後まで美味しくいただけるんですよ」と「いちごハカセ」ぶりを発揮してみせた。

　正解は「2番」で見事正解。認定テストに合格したことを知ると、飛び上がり抱き合って喜ぶメンバーたち。上野委員長から正式に任命状と「プレミアムとちおとめ」、そして真っ赤な法被が贈呈された。リーダーのあいは「本日、とちおとめ大使サンプリングキャラバン出陣式に呼んでいただけて、勝手に宣言したことを怒られてしまうのではないかとすごくドキドキしながら朝来ました（笑）。でもこうしてとちおとめ大使に任命していただいて、心の底から嬉しい気持ちでいっぱいです。任命していただいたからには、もっともっとみんなで勉強しながら、栃木県の誇りのとちおとめの宣伝を頑張りたいと思います」と喜びを語った。

　最後に「私たちは、美味しいとちおとめの魅力をたくさんの方々に知ってほしくて、「いちごハカセ」っていう新曲をリリースすることになったんです。最後にその曲をみなさんに感謝の気持ちを込めて歌わせていただきたいと思います」とコメントし、2月13日発売の「いちごハカセ」を熱唱。真の「とちおとめ大使」となった喜びを全力で表現した。