葵わかな、荒川ちか、高橋優里花、田尻あやめによる、ポジティブな“2軍”中学生アイドルユニット『乙女新党』が、2013年2月20日にシングル『もうそう★こうかんにっき』で、アイドル専門の新レーベル・ふわふわれこーどよりCDデビューすることが決定。12月6日に都内でデビュー発表会見を行い、“新党”にかけて、アイドルらしく、乙女の約束＝“乙女ニフェスト”を発表した。

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　12月6日に結成を発表するやいなや、Yahoo!の注目のワードランキングで『乙女新党』が5位に急浮上し、結成2日後にスタートしたニコニコ生放送では、現在3回の放送で延べ5500人を超す来場者を獲得。さらに、作詞：前山田健一、作曲・編曲：電球という豪華な顔ぶれが手掛けたデビュー曲『もうそう★こうかんにっき』は、2013年1月9日から放送がスタートするアニメ『GJ部（ぐっじょぶ）』（日テレ系）のオープニングテーマ曲にも抜擢されるなど、映画やCM、モデルなど各方面で活躍している若手ガールズで結成された、今注目の新アイドルユニット。

　それぞれ冒頭の自己紹介では、「元気120％やるときはやる子、田尻あやめです」、「奇跡を信じて、イチかバチか駆け抜けろ！レッドの荒川ちかです」、「アオイ空！アオイ海！葵わかな！しっかり者の14歳、葵わかなです」、「ふわふわピンクな動物大好き、高橋優里花です！」とキャッチフレーズ付で元気にあいさつし、みんなで「弾けるリズム、輝く笑顔、乙女新党イエ〜イ!!」と、元気いっぱいに声を揃えてくす玉を割ると、報道陣から温かい拍手で祝福された。

　CDデビュー決定の感想を聞かれると、田尻は「とってもビックリして不安もたくさんあったけど、その分頑張らなきゃな！って思いました」と素直な感想を語り、高橋は「3歳のときにアイドルになりたくて…。諦めかけてた夢だったので、叶って嬉しいです!!」とニッコリ。葵は「最初、マネージャーさんに『ユニットに落ちた』って言われて、すごい悲しくて、すごく泣いたんです。でもその後に『っていうのは嘘!!」って言われて…」と、ドッキリをしかけられたことを告白し、「家族に報告するときに、泣きつつ、飛び跳ねながら報告しました」と笑顔を見せた。

　“新党”ということで、発表された“乙女ニフェスト”では、『私たちが日本を元気にします!!』と力強く宣言した後、「できる範囲で…（笑）」と付け加え、中学生アイドルらしい公約を宣言。葵は「私たちが持っているポジティブで元気なパワーをみなさんにおすそ分けしたいと思います」と笑顔でコメント。「元気がないサラリーマンは、どんな風に元気にさせる？」と質問されると、田尻は「サラリーマンの人たちの栄養ドリンクになって、毎日乙女新党として、冷蔵庫で待ってます!!」と自信たっぷりに語り、高橋は「サラリーマンの方は、私たちと一緒に妄想すればいいと思います！ 自分の好きなこととか、宝くじが当たったこととか、そういうことを考えれば楽しくなると思う。私だったら宝くじで当たったお金で、レアな動物とかと戯れます！」と、中学生らしい可愛い妄想を発表。荒川は乙女新党のニコニコ生放送で欠席した回で、高橋がやっていたチアリーディングを観て元気をもらったから、それをやりたいと語り、「ゴーゴーレッツゴー!! サラリーマンの人たち頑張れ〜〜〜〜〜っ！」と即興チアを披露し、エールを送った。

　アイドル戦国時代ということで、ライバルは誰か？と聞かれたメンバーたちは、「まだまだライバルと呼べる立場じゃない」とみんな口をそろえて謙虚な姿勢をみせつつ、葵は「事務所の先輩でもあり、尊敬している、ももいろクローバーZさんの元気さを見習って、ポジティブに磨きをかけて、乙女新党をどんどんレベルアップしていきたいと思います」と意気込みを語ると、荒川は「アニメが大好きなので、目標としているのは、声優アイドルのスフィアさん。もう1人は初音ミク。今、みんな世界に進出していっているので、それと同じように、私たちもまずは日本で知ってもらったあとに、海外でも少しでも知ってもらえたらと思っています!!」と野望をのぞかせた。

　今後の目標としては、年末ということで葵が「２軍なんですけど、時期も時期なので、紅白歌合戦かレコード大賞に出たい！ まあ、今年は見送るとして（笑）、来年の紅白に出ます!! 2軍だけど…2軍が１軍を超えます!!」と力強く宣言した。乙女新党は、2月20日にシングル『もうそう★こうかんにっき』を発売。同楽曲は1月9日スタートのアニメ『GJ部』（日テレ系）のオープニングテーマに決定している。また、2月1日発売のオーディション情報誌『月刊デ☆ビュー』に乙女新党のインタビューが掲載される。