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今田耕司&立川談春、演出家・鈴木おさむの“才能”分析

 お笑い芸人・今田耕司(46)と放送作家・鈴木おさむ(40)による舞台第4弾『The Name』が、来年1月31日〜2月3日に東京・下北沢の本多劇場にて上演される。今回の共演相手は、初タッグとなる人気落語家・立川談春(46)。このたび、同い年の今田と談春はORICON STYLEのインタビューに応じ、同舞台への意気込みや演出家・鈴木おさむの才能について語った。

舞台『The Name』への意気込みや演出家・鈴木おさむについて語った今田耕司(右)と立川談春 (C)ORICON DD inc.

舞台『The Name』への意気込みや演出家・鈴木おさむについて語った今田耕司(右)と立川談春 (C)ORICON DD inc.

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 同舞台は、作・演出を鈴木、主演を今田が務め、第1弾に千原ジュニア、小木博明(おぎやはぎ)、第2弾に堀内健(ネプチューン)、第3弾に宮川大輔が出演。第4弾では初共演の談春を迎え、一枚の名刺と名前にまつわる物語を描く。

――談春さん、久々の舞台出演ですが、オファーを受けた決め手は何ですか?

談春 まさか今田さんや鈴木さんっていう僕らから縁遠いって言ったらあれだけど、その方たちから「共同作業をしませんか」って呼ばれるとはね。思ってもなかった驚きと興味と欲。なんで俺なんだろうって。誤解を受けるかもしれないけど、「選んだのはそっちだろ?」ってこと。選んだ以上は何か画が見えているんだろうし、その画を俺も見たい。駄目だったときは、俺に責任はないよなって(笑)。

――今田さん、4度目の舞台ですが、毎回タッグの相手は事前に聞いているんですか?

今田 全然聞いてないです。今回は、鈴木さんがツイッターで「今から神戸に大事な人に会いに行きます。この人とお仕事がしたいんです」っていうようなつぶやきをしてて。短いけど珍しい文章だったし、気合いの入った大事な仕事なんだなって思ってた。他人事みたいに「神戸って誰だろう」って思ってたけど、まさか俺に関係のあることとは。その大事な仕事がこの舞台だと思ったらうれしいし、びっくりしました。

――お相手が談春さんと聞いたときは?

今田 すごいとこ来るなって。毎回、誰だろうって楽しみなんですよ。前回の宮川大輔も、共演が増えたのはあの舞台からですもん。何が生まれるんだろうって、すごいワクワク感が勝ってますね。落語では絶対共演できないので。

――談春さんはいかがですか?

談春 ここまで話していて思ったけど、もしかしたら一番面白がっていて一番ビビッてるのは鈴木おさむなんじゃないかな。『異色タッグ』って堂々発表してるし。それでも、お客さんに観てもらう本番を迎えるまでは、いろんな重圧を背負っていかないといけないのに、演出からキャスティングから何からこの人は一人で全部背負い込みたかったんだなって思う。鈴木おさむは自分好みの舞台を自由にやりたかったんだよ、きっと。

――4度目のコラボとなる今田さんから見た鈴木さんの印象は?

今田 テレビに比べると舞台の時はめちゃくちゃ積極的に関わってきますからね。食い込んでくる感じ。きっとタイプ的にはもう頭の中でできてるんでしょうね。たぶんね、これは趣味ですよ。テレビではできない、自分のやりたいことをしてますって言って全部をつないでしまうんです。それが一番すごいと思う。

――4回も続けられるのは、人気以外に今田さん自身にも得るものがあるからでは?

今田 舞台をやって視野が広がったかっていうと、目に見えて広がってる。こんな広がり方するんだなって。いい刺激をもらって、人ともそうだし、僕の本職のテレビの仕事もある意味、劇的に変わりました。面白いもんです。

――けいこ時の鈴木さんの様子はどういった感じですか?

今田 ずっとけいこ見ていて「今日のけいこから変わりましたね」とか、「急激に仕上がりましたね」とか言われる。プロデューサーさんとおさむさんが「来ましたね…!」とか言ってるんですけど、まったくわからないんです(笑)。昨日と何が違うのかわからない。チームプレイもあるんでしょうけど、そのフレーズだけ聞くんですよ。「先週のあの日から来ましたね」って。僕にはわからないし、客もいないしって心の中では思うけど、信頼ですよね。でもいまだにわかんないです。

――談春さんは今の話しを聞いて、どう思いますか?

談春 気が重いね(笑)。2時間半ぐらいで勝負する落語と違って、今回はチームプレイ。何日も前からけいこして毎日毎日みんなの期待を浴びるって経験はなかなかない。もしかしたら、一生味わわないようなプレッシャーってそこの様な気がする。個人芸の落語にはスタッフが少ないし、大勢でのお芝居は流す汗の量もピン芸に比べてとてつもなく多いから、届いたときは喜びも大きいよ。それもみんなで分かち合えるから。落語は独りだからね。こういうのをちゃんと喋ると恥ずかしいじゃない。だから「向こうが選んだんだから、向こうの責任だ」なんて言ってるの。もちろん、すごく楽しみですよ。

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