人気アイドルグループ・AKB48の2期生で篠田チームAメンバーの佐藤夏希（22）が、学業に専念するため11月30日をもってグループを卒業したことがわかった。AKB48運営事務局が同日、ブログで発表し「皆様には突然の発表になってしまい、驚かせてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「彼女の中で悩みに悩んだ上で出した結論ですのでこれを受理致しました」と卒業を受け入れ、佐藤自身もブログで「今後は学業に専念するため、芸能というお仕事から離れようと思います。わたしの勝手なわがままで卒業を決めてしまい迷惑をかけてしまい、本当にすみません」と胸の内を明かした。

　佐藤は「15歳でAKBになって、気がつけば私も22歳になり、もう22歳だから…と考えることも多くなってきましたが、ふと世間を広い目で見つめ、自分自身を考えた時に『あぁ、まだ22なんだな私。』って思いました。自分で視野を狭めていた所もあったのかもしれません。でもまだチャレンジできることはたくさんあるということにも気付きましたし、それと同時にきちんとやらなくてはいけない事もまだまだ、たくさんあるなと思いました」と、7年間の芸能生活を送るうちに考えに変化が生じたと告白。「今は大学もちゃんと通って勉強して卒業したいと思い　一人の人間として、認めていただけるように頑張りたいと思いました」と、学業に専念すると誓った。

　ファンに対し「いつも心に寄り添ってくれてるようで、毎日心強かったです。こんな私を応援してくださって本当にありがとうございました」、家族に向け「今までもらってきた、愛をこれから倍にして返していきます！本当にありがとう」と感謝しきり。スタッフやメンバーにも「毎日が全力な日々の中で今まで出会ってきたみなさんと同じ時間を共有できたことがわたしの宝物でありこれからの人生の糧になると思います」と万感の思いを込め「幸せな　幸せすぎた時間を本当にありがとうございました」と結んでいる。

　佐藤は2006年に第二期AKB48追加メンバーオーディションに合格し、翌07年の3rdシングル「軽蔑していた愛情」で初の選抜入りを果たした。