AKB48の姉妹グループで福岡・博多を拠点に活動するHKT48が来年、ユニバーサルミュージックからCDデビューすることが決まった。8日、HKT48劇場で行われた公演でファンに直接発表。初々しく号泣するメンバーもいるなか、AKB48、Not yet、ソロ、HKT48で4つのレーベルを掛け持つことになった最年長の指原莉乃（19）は「わたしたちHKT48だけのシングル、頑張ります！」と奮起した。

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　昨年11月26日の劇場デビューから約1年。アンコール最後の曲を歌い終わり、チームHキャプテンの穴井千尋（16）が「ここで、発表があります」と300人を超す客席に向かって呼びかけると、スクリーンに「2013年、ユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー決定！」の文字が踊った。

　客席から「おめでとう！」コールが飛び交うなか、センター・兒玉遥（16）は「ここがゴールじゃない。もっと頑張ります！」とキッパリ。今月1日にAKB48から移籍してきた多田愛佳（17）も「オリコン1位を獲りたい」と宣言。HKTのCDデビューに先駆け、AKBの最新シングル「UZA」で初選抜入りした宮脇咲良（14）は「スタッフさんや皆さんのおかげです」と泣きじゃくった。

　終演後、メンバーは続々と自身の「Google＋」を更新。今月3日に右足親指骨折が判明し、完治するまで休演中の若田部遥（14）は「HKT48の1つ目の夢。1年以上かけて、やっとスタートラインに立つことができました」「これからもみなさんに良い知らせがたくさんできるよう、もっともっと進化していきたいと思います」と決意表明。「でも、その前に足を治さなくちゃ。焦らずしっかり完治させたいです」と綴った。

　総勢39人からなるHKT48は、平均年齢14.7歳のAKB最年少グループ。同グループのメジャーデビューは、AKB48（06年10月）、SKE48（09年8月）、NMB48（昨年7月）続いて4組目となる。発売日やタイトルなどは後日発表される。