プロボクサーの亀田興毅（25）が8日、東京・亀田ジムで来月4日に行われる『WBA世界バンタム級王座統一戦』の広告ビジュアル公開撮影を行った。「亀田史上、最強の敵 現る」をコンセプトに行われた撮影では、腫れた目の端から血が流れボコボコにされたような特殊メイクが施された。亀田は、同ビジュアルが本人発案でKO率90％を誇る暫定王者に対し不退転の覚悟で挑むことを表現したとし、「試合ではこんな風にはならへんよ。これ見た人が『亀田、負けたんちゃうん!?』ってなるかもな」と余裕を見せた。

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　撮影を担当した人気写真家の福田巌氏は「（亀田は）指示に対してとても飲み込みが早い。センスがある。役者を撮っているようだった」とべた褒め。一方の亀田は、4月に休養王者の認定を受けてから8ヶ月ぶりで、地元・大阪での一戦とあり「より進化した試合にしたい。最高の試合にして大好きな大阪をぱっと盛り上げたい」と早くも気合十分だった。

　対戦相手は同級暫定王者ウーゴ・ルイス。試合は12月4日に大阪府立体育館・ボディーメーカーコロシアムで行われ、午後7時からTBS系列で生中継される。