シンガー・ソングライターの原田真二（53）が1日、東京国際フォーラムでデビュー35周年記念ライブ『原田真二〜The Road to the Light〜』を開催した。1977年「てぃーんず ぶるーす」での衝撃デビューから35年。「長いと感じたことはない。毎年毎年何か挑戦しようと考えていて、あまり振り返ってこなかった」と言い切り、「ただ皆さんのおかげで音楽だけで35年やってこれた。節目の年なので感謝の気持ちを届けられれば」とファンへの想いを明かした。

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　原田は米ニューヨーク国連本部やメキシコ国連 軍縮会議で演奏するなど、海外でも音楽を通じた平和活動を積極的に行っており「音楽は国境を超えるんだと思いました」と反響の大きさを改めて実感。特に「フィリピンへの支援が広がってマニラでもコンサートをやるようになった。もっともっと大きくしていきたい」と今後の活動について意欲をみせていた。

　今回のライブは満席の1300人を動員。ニューヨークで発表した東日本大震災の復興支援ソング「THE LIGHT」の日本語バージョンを初披露したほか、代表曲「てぃーんず ぶるーす」を含めた全24曲を歌唱した。