フジテレビ“ノイタミナ枠”の新アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』（毎週木曜　後0：45）が11日より放送される。『踊る大捜査線』シリーズを手がけた本広克行氏を総監督に迎えたことで話題の同作。『踊る〜』はそれまでの刑事ドラマにはない形で警察機構を描いたが、『サイコパス』は近未来の警察機構の物語。人間の心理状態や性格的傾向を計測し数値化できるようになった未来世界という重厚な世界観をハイクオリティな映像で魅せる。

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　監督は塩谷直義氏（映画『劇場版BLOOD-C The Last Dark』）、シリーズ構成・脚本には『魔法少女まどか☆マギカ』をはじめ数々のアニメーションやゲームにおいて、緻密なSFアクションを描写してきた虚淵玄（うろぶち・げん）氏が参加する。キャラクター原案は『家庭教師ヒットマン REBORN！』などの人気漫画作家・天野明氏、アニメーション制作は『機動警察パトレイバー2 the Movie』や『攻殻機動隊』シリーズなどでSF警察を描いてきたProduction I.Gが担当する。

　未来世界では、犯罪に関する数値も“犯罪係数”として計測され、犯罪者はその数値によって裁かれていた。治安維持にあたる刑事たちは実動部隊となる“執行官”と、執行官を監視・指揮する“監視官”のチームで活動。自らが高い犯罪指数を持ち、犯罪の根源に迫ることのできる捜査官こそが優秀な“執行官”となり、それゆえに、犯罪者になりかねない危険もはらむことから、“執行官”はその捜査活動を冷静な判断力をもつエリートである“監視官”に監視されているのだ。

　そんな公安局の新米“監視官”「常守朱」役に花澤香菜、捜査へ高い執念を見せる“執行官”「狡噛慎也」役に関智一、数々の未解決事件の鍵を握る謎の人物「槙島聖護」役に櫻井孝宏が声の出演をする。

　アニメ『サイコパス』は10月11日よりフジテレビほか関西テレビ・東海テレビ他各局でも放送予定。同日よりアニメ『ROBOTICS；NOTESロボティクス・ノーツ』（毎週木曜　深1：15）もスタートする。