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宇宙飛行士の星出さん、世界初!宇宙からのアフレコに成功

 現在、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中のJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士・星出彰彦氏が、9月末に世界で初めて宇宙からアニメのアフレコを行い、無事に成功した。アニメは、読売テレビ・日本テレビ系で放送中の『宇宙兄弟』(毎週日曜 前7:00)で、本人役で出演。船外活動のトラブルなど困難を乗り越え、人生初のアフレコも見事に終えた星出さんは「なかなか難しかったですが、頑張りました。どんなアニメシーンになるか、楽しみです」と期待を寄せた。

 同作に本人役で出演する宇宙飛行士は野口聡一さんに続いて2人目。野口さんは都内のスタジオで収録したが、今回はJAXAの運用管制チームの協力のもと、星出さんが滞在しているISSとJAXAの筑波宇宙センターを衛星回線で繋ぐ形で行われた。アニメの制作陣は事前に、台詞や演技の方向性を詳しく書いた脚本を、JAXA運用管制チームを経由して、宇宙の星出さんにメールで送付。星出さんは、ISS内のカメラの前で演技し、その音声が筑波宇宙センターで収録された。

 実は今回の宇宙アフレコは、船外活動でのトラブルや、ISS運用システムトラブル、宇宙機スケジュールの変更など、予期せぬ事態が度重なり、当初の予定より遅れての実現となった。読売テレビの永井幸治プロデューサーは「宇宙からの生の声をそのまま視聴者に届けられる。日頃からリアルさを追求している『宇宙兄弟』にふさわしいシーンとなった。臨場感のある本物の声を楽しみにして欲しい」とアフレコの成功に安堵していた。

 星出さんの出演シーンは、11月4日放送の第31話「ロケットロード」に収録。2人で宇宙に行くことを誓った兄弟・六太(むった)と日々人(ひびと)は、少年時代、国際宇宙ステーションにいる星出さんと交信するJAXAのイベントに参加。そこで、星出さんから、自身が宇宙飛行士への道をあきらめなかったことなどを聞き、勇気づけられる、原作にはないアニメオリジナルのシーンが作られた。

 応募資格を満たさなかったため宇宙飛行士の試験を一度は断念するなどし、実質3回目の挑戦で合格した星出さんだからこそ、あきらめずに頑張れば夢はかなうという子供たちに向けた熱いメッセージが込められている。また、番組では視聴者から募集した質問に星出さんが自身の言葉で答えるシーンも、あわせて放送される。

関連写真

  • 国際宇宙ステーションからアニメ『宇宙兄弟』のアフレコに挑んだJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士・星出彰彦氏(C)ytv/JAXA
  • 11月4日放送のアニメ『宇宙兄弟』に登場する星出彰彦さんのアニメ画像(C)小山宙哉・講談社/読売テレビ・A-1 Pictures

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