俳優の大滝秀治さん(87)が2日午後3時17分、肺扁平上皮がんのため東京都内の自宅で死去した。87歳だった。葬儀は近親者のみですでに執り行われ、22日に東京都港区の青山葬儀所で午後2時から「大滝秀治 お別れの会」が行われる。喪主は夫人の純子さんが務める。
今年2月ごろに体調不良で入院し、7月初旬に間質性肺炎も併殺していたが、その後は病状も安定し退院。自宅療養していた。所属事務所は「家族によると、前夜も一緒に食卓を囲み好きなお酒も酌み交わしておりましたが、その日の午後、静かに眠るようにお別れしたとこのことです」としている。
大滝さんと同期で劇団民藝に入団した奈良岡朋子は「64年間、共に歩みつづけて来た只一人の同志といえる存在でした。こよなく演劇を愛し、情熱を燃やしつづけたあなたを失った今、大切な翼をもがあれたような想いです。もう一度、一緒に舞台を創りましょうと、話をしていたばかりなのに。無念です」とコメントしている。
1925年生まれ東京都出身。劇団民藝所属で1949年の『風の吹く一幕』で初舞台を踏み、以降映画やドラマ、舞台で長く活躍。文化功労者に選ばれた2011年の6・7月上演の『帰還』が最後の舞台となった。
今年2月ごろに体調不良で入院し、7月初旬に間質性肺炎も併殺していたが、その後は病状も安定し退院。自宅療養していた。所属事務所は「家族によると、前夜も一緒に食卓を囲み好きなお酒も酌み交わしておりましたが、その日の午後、静かに眠るようにお別れしたとこのことです」としている。
大滝さんと同期で劇団民藝に入団した奈良岡朋子は「64年間、共に歩みつづけて来た只一人の同志といえる存在でした。こよなく演劇を愛し、情熱を燃やしつづけたあなたを失った今、大切な翼をもがあれたような想いです。もう一度、一緒に舞台を創りましょうと、話をしていたばかりなのに。無念です」とコメントしている。
1925年生まれ東京都出身。劇団民藝所属で1949年の『風の吹く一幕』で初舞台を踏み、以降映画やドラマ、舞台で長く活躍。文化功労者に選ばれた2011年の6・7月上演の『帰還』が最後の舞台となった。
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2012/10/05