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庵野秀明館長の『特撮博』、来場者15万人を突破

 東京都現代美術館(東京都江東区)で開催中の企画展『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』の来場者数が2日午後に15万人を突破し、記念セレモニーが行われた。

特撮をテーマにした東京都現代美術館の企画展『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』の来場者が15万人を突破

特撮をテーマにした東京都現代美術館の企画展『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』の来場者が15万人を突破

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 同美術館では、2003年夏から毎年、スタジオジブリの企画協力のもとで、アニメーションに関するさまざまな企画展を開催しており、今年が10回目。今回、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー、人気アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズを手がける庵野秀明監督、映画監督の樋口真嗣監督の3人がタッグを組み、CG技術の普及により、いまや消滅の危機に瀕している特撮のミニチュアやその技術を楽しみながら次世代に伝えている。

 7月10日のオープンより、特撮作品の全盛期に育ったかつての子供から夏休みのファミリーまで幅広い層を集め、会場限定発売の「巨神兵像レプリカ」「figma巨神兵」が早々に売り切れたり(受注販売受付中)、想像以上に濃い展示内容に何度も足を運ぶリピーターが続出したりと話題は絶えない。

 また、『特撮博』の会場のみで上映される短編特撮映画『巨神兵東京に現わる』(樋口監督)も、約9分の中に特撮技術の粋が集められ、続く展示を見ることで特撮への理解が深まる仕組みになっており、特撮をよく知らない子供や女性たちにも好評だ。

 15万人目の来場者は、神戸市在住の高端恭輔(高=はしご高)さん(28)と、都内在住の大内絵美さん(27)。同美術館の松村大副館長より、『特撮博』特製グッズの詰め合わせや図録のほか、会場限定発売の「巨神兵カプセルフィギュア」セットが記念に贈られた。『館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』は10月8日(月・祝)まで開催。

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