2011年の映画興行収入は前年比82.1%、1811億9700万円だった。東日本大震災の影響が指摘されたが、今年も興行はさほど好転していない。そうした流れのなかで、非映画コンテンツ・ODSが打開策のひとつとして興行界で注目を集めている。シネマコンプレックスの雄であり、ODSにも注力するワーナー・マイカルは「シアタス」と名付けた独自のODSを展開している。あえてODSとは別の名称を使用するのは、すでにライブの生中継などで固定化され始めているイメージを払拭し、より幅広い可能性を示す意図が込められているという。「ODSは劇場のデジタル化、技術革新とともに浮上した選択肢のひとつです。当社は、映画館がありとあらゆるジャンルを取り込み、普段映画館にいらっしゃらない方々にもお越しいただける場所、地域のメディアセンターでありたいと考えます。その一環としてのODSです。そこで“シアタス”という名称でODSを総称し、コンテンツをバラエティに富ませることで幅広い世代を対象にしていきます」(ワーナー・マイカル営業本部事業開発部部長 佐藤禎展氏)
2012/08/29



