6月29日に心不全のため亡くなった俳優・地井武男さん(享年70)のお別れの会が6日、東京・青山葬儀所で営まれ、悲しみの雨が強く降りしきるなか、発起人の俳優・田中邦衛、渡哲也らが参列。田中は「おいら、何度言われても信じられないよ。去年の暮れに来てくれたけど、あれは別れに来たのか? 3ヶ月前の4月に電話をくれたな。手紙もくれた。会いたいよ、地井に会いたいよ!」と悲痛な胸の内を語った。
名作ドラマ『北の国から』の共演者・吉岡秀隆と共に遺影の前に立った田中は「地井兄、忘れられないよ…」。22年間に渡って同ドラマシリーズに共演し、2002年に放送された『〜遺言』で地井さんが実生活と重なる妻のガンを打ち明けられるシーンを振り返り「凄まじい心情表れる長い長いシーン。芝居じゃないって、わかったよ」と語りかけた。ドラマや夫婦役などで共演した研ナオコは「地井さんのその笑顔がもう見れないのが悔しい」と涙ながらにお別れの言葉を告げた。
遺骨も備えられた祭壇は、地井さんが日頃から「日本の四季を大切にしたい」と話していたことを受けて四季をモチーフに。本人が好きだった黄色にちなんでヒマワリ(ヒメヒマワリや東北八重など含む)を中心に、花や植物が好きだった地井さんの遺影の周りには、2万本以上の花々が飾られた。
遺影は2009年3月31日に『ちい散歩』のロケで桜満開の新宿御苑を訪れた際に撮影されたもので、遺族によって選ばれた。返礼品として、『ちい散歩』で地井さんが描いた全563枚の絵手紙を1冊にまとめた特製の本(非売品)が用意された。
お別れの会には、名作ドラマ『太陽にほえろ!』『北の国から』の共演者や、人気番組『ちい散歩』に出演したゲストらをはじめ、多くの関係者が参列し、別れを偲んだ。通夜、葬儀・告別式は近親者のみで行われていた。
名作ドラマ『北の国から』の共演者・吉岡秀隆と共に遺影の前に立った田中は「地井兄、忘れられないよ…」。22年間に渡って同ドラマシリーズに共演し、2002年に放送された『〜遺言』で地井さんが実生活と重なる妻のガンを打ち明けられるシーンを振り返り「凄まじい心情表れる長い長いシーン。芝居じゃないって、わかったよ」と語りかけた。ドラマや夫婦役などで共演した研ナオコは「地井さんのその笑顔がもう見れないのが悔しい」と涙ながらにお別れの言葉を告げた。
遺骨も備えられた祭壇は、地井さんが日頃から「日本の四季を大切にしたい」と話していたことを受けて四季をモチーフに。本人が好きだった黄色にちなんでヒマワリ(ヒメヒマワリや東北八重など含む)を中心に、花や植物が好きだった地井さんの遺影の周りには、2万本以上の花々が飾られた。
遺影は2009年3月31日に『ちい散歩』のロケで桜満開の新宿御苑を訪れた際に撮影されたもので、遺族によって選ばれた。返礼品として、『ちい散歩』で地井さんが描いた全563枚の絵手紙を1冊にまとめた特製の本(非売品)が用意された。
お別れの会には、名作ドラマ『太陽にほえろ!』『北の国から』の共演者や、人気番組『ちい散歩』に出演したゲストらをはじめ、多くの関係者が参列し、別れを偲んだ。通夜、葬儀・告別式は近親者のみで行われていた。

2012/08/06