先日、映画監督デビューを明かし“ハイパーメディアフリーター”卒業を宣言した元俳優の黒田勇樹（30）が4日、都内で行われた映画『放課後ミッドナイターズ』トークショーに出席し、7月に結婚したばかりの妻で歌手の中村瑠衣をサプライズで披露した。2ショットでの会見で黒田は「式は来年に。自分の映画を撮るのに半年はかかると思うので、ジョブチェンジしてから、きちんと式を上げたい」と報告。中村も「ハイパーメディアフリーター（嫁）として頑張りたい」と幸せそうに微笑んだ。

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　7月10日に結婚していたことを発表後、初の公の場となった黒田は「1年半くらいお付き合いしてて、今度、映画監督に挑戦することになったので、ここは籍を入れようと思った」と、男としてのけじめを付けたと会心の笑み。突然のお披露目に最初は照れた中村だったが「知り合った時はキラキラなオーラが出てたけど、付き合っていくうちに太っていった」と黒田の“変貌”ぶりを暴露して笑いを誘う余裕も。

　中村は黒田の「頭の回転が早いところ」に惹かれたといい、さらには「いいパパ。一番はそこですね」と、自身の5歳になる連れ子との相性が決め手になったことを明かした。

　2013年の公開を目指して特撮映画のメガホンをとることが決定している黒田は、夫人の出演を聞かれると「結婚した途端に奥さん出すとか、そういう恥ずかしいことできないよ〜」とおどけながらニンマリ。俳優業復帰は「ないですね」と否定しつつ「宇梶剛士さんの舞台を観て、舞台出たいなと思ったので揺らいでます」と未練をにじませていた。

　黒田は人体模型が主人公の異色映画『放課後ミッドナイターズ』宣伝部長として、この日は人体を模した全身タイツで登場。トークショーには、人気子役のはるかぜちゃんこと春名風花（11）も登壇。春名から「奥さんってどんな人？」と突っ込まれる一幕もあり「かわいい人ですよ。奥さん、俺と映画観てて、同じとこで泣いてるのを観て、好きだなって思った」と大汗をかきながらのろけていた。

　人体模型と骨格標本が繰り出すスクールアトラクションムービー『放課後ミッドナイターズ』は8月25日（土）より公開。