俳優の伊勢谷友介（36）が、日本テレビ系『24時間テレビ35　愛は地球を救う』（8月25・26日放送）のスペシャルドラマ『車イスで僕は空を飛ぶ』で民放ドラマに初出演することが19日、わかった。嵐・二宮和也演じる車椅子の主人公が病院で出会う心理カウンセラー・南英明を演じる。

　デビュー以来数々の映画に出演し、監督業も務めるなど多岐に渡り活動中の伊勢谷だが、テレビドラマ出演は意外にもNHKドラマスペシャル『白洲次郎』（2009年）、NHK大河ドラマ『龍馬伝』（2010年）に続き2年ぶり3度目。人の希望や未来を描く内容に、伊勢谷は「人の心の力は大きい。受け入れることは、何にも変え難い強さだと思います。このドラマの想いが、皆さんの明日へ少しばかりでも力に変わると嬉しいです」とコメントを寄せている。

　同作はプロカウンセラー・長谷川泰三氏のノンフィクション著書『命のカウンセリング』を原作に、下半身不随というハンデを背負った主人公・長谷部泰之（二宮）が、絶望から抜け出しカウンセラーとして再出発するまでの道のりを描いたヒューマンドラマ。伊勢谷演じる英明は、下半身不随になった泰之をサポートする一人であり、泰之がカウンセラーとしての第一歩を踏み出すきっかけをつくる重要な役どころとなる。

　二宮、伊勢谷のほか、ヒロインの加藤久実役に上戸彩、病院で出会う男児役に人気子役・鈴木福、泰之の母親役を女優・薬師丸ひろ子が演じるなど、豪華出演者が24時間テレビのドラマ枠を盛り上げる。