俳優の中尾明慶、寺脇康文が10日、都内で映画『ハーバー・クライシス〈湾岸危機〉Black＆White Episode1』のアフレコに臨んだ。タイトルに引っ掛け、身近に起こった危機を聞かれた中尾は「少し前に付き合ってた彼女との別れ話が危機でした。避けられない危機、恋愛危機でしたね」と、数ヶ月前の破局話を明かした。

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　実写吹き替えは共に初とあり、寺脇は「自分がやってない芝居にセリフを付けるのは難しい。2、3倍、オーバー目にやった方がちょうどよいなとわかった」。中尾も「ホントに難しく、10時間くらい録ったけど、何も覚えてません。正直、2度とやりたくないくらいキツかった」と苦笑交じりに振り返った。

　熱血刑事・インションを演じる中尾とちんぴら・ダーフー役の寺脇の掛け合いは絶妙で、中尾は「寺脇さん、優しい方で笑顔で受け止めてくれる。やりやすい環境で助かりました」と羨望の眼差し。寺脇もそんな熱視線を受け止め「今回は声の共演だけだったので、次は芝居で共演したい」と“相棒”に指名していた。

　ハーバー・シティ爆破計画を阻止すべくインションとダーフーが手を組んで奔走する映画『ハーバー・クライシス〈湾岸危機〉Black＆White Episode1』は9月8日（土）より公開。