アイドルグループ・ももいろクローバーZが6日、仏・パリで開催された日本のポップカルチャーの博覧会『Japan Expo』（5〜8日開催）で人気アニメ『美少女戦士セーラームーン』20周年記念イベントに出演した。セーラー戦士のコスチュームで登場しパリっ子を魅了したメンバーは、来年夏をメドに16年ぶりの新作アニメが制作され、新主題歌をももクロが歌うと発表。リーダーの百田夏菜子（17）が「世界中の皆さんに私たちの歌声が届くように頑張ります！」と宣言すると大歓声が沸き起こった。

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　1992〜97年にかけて放送された同アニメも今年で誕生20周年。ももクロはアニソンとしても人気の「ムーンライト伝説」をオリジナルの振り付けでパフォーマンス。さらに百田はセーラームーン、佐々木彩夏（16）はセーラーマーズ、玉井詩織（17）はセーラーヴィーナス、有安杏果（17）はセーラージュピター、高城れに（19）はセーラーマーキュリーとしてノリノリで自己紹介した。

　同イベントの模様は東京・六本木のニコファーレで行われた『美少女戦士セーラームーン』20周年記念トークイベントとも連動し、ニコニコ生放送で生中継された。月野うさぎ（セーラームーン）役の声優・三石琴乃から「ムーンライト伝説を歌ってみていかがでした？」と日本から呼びかけられた佐々木は「ママが私に子守唄として歌ってくれていた歌なので、こうやってステージで、フランスで歌うことができてすごくうれしいです」とニッコリ。

　また、地場衛（タキシード仮面）役の古谷徹から新作主題歌を担当することの感想を聞かれた玉井は「この衣装を着られること、アニメ主題歌を歌わせていただくことを今日フランスで聞いて、ダブルでびっくりでした」と声を弾ませていた。

　ももクロは前日5日にも『Japan Expo』のメインステージでライブパフォーマンスを披露。フランス語で自己紹介した5人は、自己最多の初週売上を記録した新曲「Z女戦争」（6月発売）をはじめ4曲を熱唱し、現地のファンを熱狂させていた。

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