銀座一丁目にある画廊「銀座モダンアート」で、月に1〜2回開催されているイベント「僧職男子に癒されナイト」が人気を集めている。現職の若い僧侶を囲んでお酒を飲みながら、悩み相談などの会話を楽しむ2〜3時間のイベントで、6月で22回めを迎えた。客は20〜30歳代の女性が中心。3割程度が繰り返し会場に足を運んでおり、今回のイベントには30名が参加した。
同イベントは、昨年3月に発生した東日本大震災の復興支援の目的で始まった。「都心の人たちも不安を感じていることだろう。少しでも解消できるきっかけになれば…」銀座モダンアート代表の鳥居友佳里さんは、そうした思いを知人の僧侶、中樹山浄照寺の平井裕善さんに相談し、「僧職男子に癒されナイト」が開催されることになった。
イベントは「おつとめ」と呼ばれる読経からスタートする。参加している5名の僧侶が最前列に座り、威勢のいい声を張り上げると、会場には緊張した空気が流れた。15分程度の「おつとめ」が終わり、いよいよ僧侶を囲んで会話を楽しむメインイベントのはじまりだ。
6月には新たな試みとして、ナチュラルフードコーディネーターのAyakaさんを招き、「カラフルな精進料理」をテーマにした料理9品を振る舞ったほか、現職の僧侶でありながら、新ジャンルのミュージックスタイルとパフォーマンスを提供し、人気を集める音楽ユニット「Tariki Echo」によるライブも披露され、大盛況のうちに幕を閉じた。
日頃なかなか口には出しにくい悩みも、ユーモアを交えながらアドバイスを送る僧侶を前にすると、女性たちは安心して話ができるようだ。会場のいたるところから笑い声が聞こえてきた。また、普段接することのない僧侶と会話をした記念にと、写真撮影をする女性の姿も多く見られた。
今後は、7月26日、8月23日の開催が決定している。参加料はワンドリンク付き3,000円。(了)
同イベントは、昨年3月に発生した東日本大震災の復興支援の目的で始まった。「都心の人たちも不安を感じていることだろう。少しでも解消できるきっかけになれば…」銀座モダンアート代表の鳥居友佳里さんは、そうした思いを知人の僧侶、中樹山浄照寺の平井裕善さんに相談し、「僧職男子に癒されナイト」が開催されることになった。
イベントは「おつとめ」と呼ばれる読経からスタートする。参加している5名の僧侶が最前列に座り、威勢のいい声を張り上げると、会場には緊張した空気が流れた。15分程度の「おつとめ」が終わり、いよいよ僧侶を囲んで会話を楽しむメインイベントのはじまりだ。
6月には新たな試みとして、ナチュラルフードコーディネーターのAyakaさんを招き、「カラフルな精進料理」をテーマにした料理9品を振る舞ったほか、現職の僧侶でありながら、新ジャンルのミュージックスタイルとパフォーマンスを提供し、人気を集める音楽ユニット「Tariki Echo」によるライブも披露され、大盛況のうちに幕を閉じた。
日頃なかなか口には出しにくい悩みも、ユーモアを交えながらアドバイスを送る僧侶を前にすると、女性たちは安心して話ができるようだ。会場のいたるところから笑い声が聞こえてきた。また、普段接することのない僧侶と会話をした記念にと、写真撮影をする女性の姿も多く見られた。
今後は、7月26日、8月23日の開催が決定している。参加料はワンドリンク付き3,000円。(了)
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2012/07/03