好角家として知られる歌手・デーモン閣下が22日、母校の東京・早稲田大学で、存続の危機にひんしている相撲部のために新入部員を勧誘した。今月1日に同大相撲部特別参与に就任した閣下は初仕事として、都内の東伏見キャンパスで開かれた相撲部外の学生を対象にした相撲大会『第2回 早稲田杯』を視察。有望者に“悪魔のにらみ”をきかせた。

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　5年後に創部100周年を迎える同大学相撲部は、かつては全国大会で優勝したほどの名門だが、ここ数年は部員が激減。現在は部員3人で、団体戦には他部からの“助っ人”なしには出場できないありさま。古豪復活を目指し相撲部特別参与に就任した閣下は、初仕事として『第2回 早稲田杯』を視察した。

　上位入賞者には「ぜひこのまま相撲部に入ってもらわないと。相撲部に何の関係もなく、学生生活を送れると思ったら大間違いだぞ。よく考えて、キャンパスを歩くように！」と早速スカウト。「練習もたまに見に来たい。大会にも時間があれば応援に行きたい」と意気込みを語った。

　最近では好角家としての活動も目立つデーモン閣下だが、5月16日には実に9年ぶりとなるオリジナル・ソロアルバム『MYTHOLOGY』を発売する。自身初の試みとなるデュエット楽曲が目白押し。小柳ゆきをフィーチャリングした「A STORY OF THE AGES -神話溶融-」は、旧知の仲である小室哲哉が作曲を担当した。同曲のほかにも日本有数のパワフルなボーカリストたちをゲストに迎え、熱いハードロック・バトルを繰り広げる。