女優の成海璃子が24日、都内で著書『ナルミカメラ』（角川メディアハウス）発売記念イベントを写真家・平間至氏とともに行った。同書で成海は、カメラマン以外にも被写体としてナースやチアガールなどのコスプレに挑戦。なかでも平間氏がお気に入りだという八百屋のコスプレが観客に披露されると、成海は「八百屋は良かったです」と笑みを浮かべ、振り返った。

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　平間氏のもと写真の楽しさを学んだ成海は「中学生時代に平間さんに撮ってもらったときの写真がすごく好きだったので、すぐに平間さんを思い浮かべました」と“タッグ”を組んだ経緯を説明。当初は「どう撮らなきゃいけないか考えてシャッターを押していた」と緊張気味だったものの、打ち合わせから現像、プリントまで一連の流れを“カメラマン”として経験し、「『これが気持ちいい』とか、感覚でできるようになって。新鮮な経験でした」と充実感をにじませた。

　同書は2010年6月から昨年6月まで携帯サイト『E★エブリスタ』で連載してきた写真1年分を収録。女優の臼田あさ美、水原希子、安藤サクラ、ロックバンド・サンボマスター、モーモールルギャバン、CMプランナーの箭内道彦氏といった個性豊かな面々が被写体として登場する。