昨年、東日本大震災当日に来日し、日本公演を行った米歌手のシンディ・ローパーが11日、東京・渋谷のBunkamura オーチャードホールで再来日公演を行った。無料で生中継された東北3県の劇場のファンに向けて「一緒に見てくれていることと思います。みんなに“アイシテイマス”“ガンバッテ”と言いたい。今日は大きな声で一緒に歌ってください」とエールを送った。
1年前、余震と原発事故の不安が広がるなか、「私の歌で少しでも勇気を、元気を与えることができるなら、それが私の仕事」と言い切り、帰国勧告を押し切って来日公演を敢行。自ら募金箱を手に義援金を集めながらコンサートを続けたシンディが、そのときの約束を果たして日本に戻ってきた。
リハーサル中の午後2時46分、バンドやスタッフ全員を集めて黙とうを捧げたシンディは、「タイム・アフター・タイム」(1983年)、「トゥルー・カラーズ」(86年)などのヒット曲全16曲を、祈りを込めて熱唱。ライブ中盤には「特別なこのステージで、日本語で歌います」と話し、69年に米歌手のペギー・マーチが歌った「忘れないわ」を見事な日本語で披露。『忘れないわ、あなたのことを。愛する人よ、忘れないわ…』と日本への重要なメッセージをこの歌に込めた。
公演前にはマスコミの取材に応じ、「私と日本のつながりは長く深い。初めての洋楽アーティストとして、全国津々浦々を廻り、沢山の貴重な経験をさせていただきました。私が伝えたいのは“心はそばにあるということを忘れないでほしい”ということ。だから、再び戻ってきました」と今回の日本ツアーにかける思いを告白。
また、今月5日に震災で津波の被害を受けた宮城・石巻市立大街道小学校を訪れ、桜の苗木10本を贈呈した理由について「私は昨年、自分のやるべきことをやっただけなのに、何かヒーローのように祭り上げられてしまったような気がして、戸惑っていたの。そんなとき、(夫の)デビッドに『君はまるで木のような存在、復興のシンボルなんだよ。だとしたら、木を贈呈してみたら?』と言われて、桜の木を思い出した。桜の苗木を受け取った子どもたちは、大切に育てることで毎年花を咲かせる美しさに感動し、共に成長できると思ったから」と明かした。
本ツアーは、13日の大阪国際会議場、15日の愛知県芸術劇場公演で幕を閉じる。
1年前、余震と原発事故の不安が広がるなか、「私の歌で少しでも勇気を、元気を与えることができるなら、それが私の仕事」と言い切り、帰国勧告を押し切って来日公演を敢行。自ら募金箱を手に義援金を集めながらコンサートを続けたシンディが、そのときの約束を果たして日本に戻ってきた。
公演前にはマスコミの取材に応じ、「私と日本のつながりは長く深い。初めての洋楽アーティストとして、全国津々浦々を廻り、沢山の貴重な経験をさせていただきました。私が伝えたいのは“心はそばにあるということを忘れないでほしい”ということ。だから、再び戻ってきました」と今回の日本ツアーにかける思いを告白。
また、今月5日に震災で津波の被害を受けた宮城・石巻市立大街道小学校を訪れ、桜の苗木10本を贈呈した理由について「私は昨年、自分のやるべきことをやっただけなのに、何かヒーローのように祭り上げられてしまったような気がして、戸惑っていたの。そんなとき、(夫の)デビッドに『君はまるで木のような存在、復興のシンボルなんだよ。だとしたら、木を贈呈してみたら?』と言われて、桜の木を思い出した。桜の苗木を受け取った子どもたちは、大切に育てることで毎年花を咲かせる美しさに感動し、共に成長できると思ったから」と明かした。
本ツアーは、13日の大阪国際会議場、15日の愛知県芸術劇場公演で幕を閉じる。
2012/03/12




