米コンサート・イベント業界最大手のライブ・ネイション・エンターテイメントとロックフェスティバル『サマーソニック』を手がけるクリエイティブマンプロダクションが、共同出資による新合同会社「ライブ・ネイション・ジャパン」を設立することが、わかった。同社設立にともないライブ・ネイション・エンターテイメントは、日本を含むアジア・オセアニア地域の6つの市場で展開し、急成長を遂げている韓国アーティストなど、数多く手がけていく。

　代表取締役社長兼CEOのマイケル・ラピーノ氏は「アーティストにとってアジア地域におけるツアーの重要性が高まるなか、今回の新会社設立は我々がグローバルなネットワークを構築する上で非常に大きな意味を持つ」と世界第2位を誇る日本の音楽ライブ市場に参入する。

　また、代表取締役社長の清水直樹氏は「今後、より多くのコンサートを企画し、新たなフェスティバルを生み出していくことが可能となるでしょう。アジア地域全体の成長のきっかけになることができればと思っております」と意気込む。

　クリエイティブマンは、国内外アーティストの公演を精力的に行っており、『フジ・ロック・フェスティバル』と並ぶ夏のロックフェスティバルとして人気を集めている『サマーソニック』のほか、『スプリングルーヴ』や『パンクスプリング』、『ラウドパーク』といったフェスを手がけている。

　同社は、5月10日にさいたまスーパーアリーナで開催されるレディー・ガガの来日公演を初プロジェクトとして手がける。