演歌歌手の北島三郎（75）が10日、都内で行われた『第48回 日本クラウンヒット賞』贈呈式に出席。歌手生活50周年を迎えた北島は「最近は若い歌手の方も素晴らしいものを持っている」といい、昨年にかけブームとなっているK-POPに対しても「いろいろ聴いてますし、魅力あると思います」とニッコリ。それでも「あれをみていると、俺たちも頑張らなきゃなと思う」と闘志を燃やし、「もっと日本の歌を大事にして、皆で歌を歌っていきたい」と力強く意気込んだ。

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　KARAや少女時代を中心に若者に人気のK-POPについて、北島は「そういう若い感性をもらったり吸収していかないと、俺たちはただのジイさんになっちゃう」と貪欲なコメント。海外にも目を向けているといい「俺たちも負けずに稼がなきゃいけない。でも、演歌っていうのは海外で理解はされるけど、あんまり稼げないもんなんですよね」と苦笑いしていた。

　昭和38年より続いている同式は、大手レコード会社・日本クラウンが昨年度発売したシングル、アルバム、映像商品などを対象し、業績におおきく貢献した作品に贈呈。特別功労賞をはじめ、さまざまな部門でトロフィーを受け取った北島は「これも支えてくださったファンの方のおかげです。ありがとうございます」と感謝を述べた。

　この日はほかに、歌手のイルカ、成世昌平、秋岡秀治、北川大介、和田青児、渡辺要、三山ひろし、小柳ルミ子、キム・ヨンジャ、長保有紀、真咲よう子、真木ことみ、瀬口侑希、竹川美子、花咲ゆき美、さくらまや、千花有黄、Tiara、5人組ロックバンド・MAN WITH A MISSIONが出席した。

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