4月よりフジテレビの深夜アニメ枠“ノイタミナ”ほかで放送されることが決まった『つり球』。近年のアニメ作品では珍しい“釣り”と“宇宙人”を題材に、等身大の高校生たちが抱えるもつれた日常と心の成長を描く、完全オリジナル作品。季節感あふれる江の島を舞台に、“青春”をこじらせてしまった4人が出会い、釣りをする、SF＝少しフシギな、青春フィッシングストーリーを繰り広げる。

【写真】その他の写真を見る

　監督を務めるのは、『モノノ怪』『空中ブランコ』『C』など、斬新な映像表現に定評のある奇才・中村健治。また、『センコロール』でその名を知らしめた気鋭のクリエイター・宇木敦哉が、キャラクターデザインに初挑戦する。さらに、『WORKING!!』や『青の祓魔師』、そして『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などのヒット作で、現在最も勢いのあるスタジオと謳われるA-1 Picturesがアニメーション制作を担う。

　メインキャストは、他人とのコミュニケーションが異常なほど苦手なため、これまでの人生でまともに友達がいた試しのない高校生・真田ユキ役の逢坂良太。「友達になって、一緒に釣りをしよう！」と初心者のユキを強引に釣りの世界へと誘う自称宇宙人・ハル役の入野自由。生まれも育ちも江の島の地元っ子、周囲のいろんな事になんだかムカついているらしいが、釣りの腕前はプロ級の少年・宇佐美夏樹役の内山昂輝。ハルと時を同じくして江の島にやってきて、つかず離れずの距離から彼らを見つめ続ける謎のインド人、アキラ・アガルカール・山田役の杉田智和が決定している。