プロゴルファーの石川遼選手（20）が5日、都内で行われた日本赤十字社の『はたちの献血キャンペーン』記者発表会に出席した。昨年の震災後、自ら被災地を慰問し人々を励ました石川選手は、今年の抱負を『メジャーで優勝争い！』と掲げ、「ゴルフを通じて皆さんにメッセージを伝えられる立場にいるので、メジャー優勝することで1人でも多くの人が元気になってくれたら、これ以上の幸せはありません」と活躍を誓った。

【写真】その他の写真を見る

　同キャンペーンは1月1日〜2月29日までの期間中、全国各地にて成人を迎えた若者を中心に、国民各層に献血に対する理解と協力を求めることを目的に実施。3年連続で広報キャラクターに起用された石川選手は「僕も20歳になって、他人事とは思えなくなった。同世代の出番がやってきなたという感じなので、もっと盛り上げていきたい」と気持ち新たに意気込み、被災地に向けても「言葉を失ってばかりはいられない。できることからサポートしていきたい」とメッセージを送った。

　記者発表会にはほかに献血を伝える音楽イベント『LOVE in Action Meeting（LIVE）』プロジェクトリーダーの山本シュウ、キャンペーンソング「HERO」を手がけた4人組ロックバンド・MONKEY MAJIKが出席した。