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吉本興業が創業100周年プロジェクト発表 新生NGK、大阪復興など「大阪おもろナーレ!」

 吉本興業は4日、大阪市内のホテルで恒例の年頭会見を開き、創業100周年プロジェクトを発表した。吉本新喜劇を模したセットでピン芸人の藤井隆が司会を務め、内場勝則未知やすえ、すっちー、松浦真也、島田珠代、鳥皮耕一らが会見を盛り上げた。

吉本新喜劇風に行われた吉本興業創業100周年プロジェクト発表会見

吉本新喜劇風に行われた吉本興業創業100周年プロジェクト発表会見

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 1912(明治45)年、吉本泰三・せい夫妻が大阪・天満天神裏の第二文芸館で寄席経営を始めてから、今年4月1日で100周年を迎える同社。創業の地であり“お笑い”を育んだ場所として、さまざまな大阪復興施策を展開するほか、海外施策にも積極的に乗り出し、アメリカのほか「アジア展開」として中国、台湾、韓国で総合エンタテインメント事業を行う。

 笑いの殿堂「なんばグランド花月」は、総工費20億円をかけ今年4月8日にリニューアルオープン。エレベーター設置をはじめ、トイレ・座席などを大幅に改修し利便性を向上させる。リニューアル後は特別昼公演を平日午前9時45分から1日3回、夜は月替わりの12本の芝居で同社100年の歴史を振り返る特別記念公演「吉本百年物語」の1日4公演を連日開催し、1年間で120万人の動員を見込む。また100年間を彩った黎明期の芸人から今や大御所となった芸人の若かりし頃の映像や音楽を集めたCD、DVDなども発売する予定。

 地元密着企画としては地域コミュニティを再生する「@ホーム寄席プロジェクト」を強化し、大阪府の43市町村で落語や漫才などの演芸を展開。「よしもと流タウンプロジェクト」として大阪市中央区を皮切りに各商店街と同社によるコラボ企画のほか、100周年の締めくくりとして「YOSHIMOTO WONDER CAMP」を今年も開催する、大阪以外でも昨年から展開中の「47都道府県エリアプロジェクト」などで各地域の物産展などに取り組む。

 新プロジェクトでは「よしもとNEW GIRLS PROJECT」を立ち上げ、ファッション・ビューティーなどガールズマーケットの活性化、新たな市場開拓を狙う。さらにこれまでに同社初の本格的才能発掘型フェスとして「YOSHIMOTO AUDITION AWARD」を開催、アーティスト・俳優・クリエイターなど幅広いジャンルで次世代スターを育成する。

 このほか映画、アニメ、スポーツ、海外ドラマ、生配信、ユーザー投稿動画など多岐なジャンルを集めた「動画ステーション」を4月より開始予定。過去の人気番組などのアーカイブを豊富にそろえるという。

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