【紅白】長渕剛、中継先は石巻に決定

 シンガー・ソングライターの長渕剛が、大みそか恒例の『NHK紅白歌合戦』に宮城県石巻市から中継で出演することが決定した。同番組に8年ぶりに出演する長渕は、全出演者の中で唯一、東日本大震災の被災地・東北から歌うことが発表されていた。震災後、何度か慰問に訪れ「僕の中ではふるさとに匹敵するような感情が芽生えている」と語る同地から、祈りを込めて書き下ろした未発表の新曲「ひとつ」(来年2月1日発売)を歌唱する。

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 震災から約1ヶ月後の4月16日に同市を訪れた長渕は、避難所の石巻高校を慰問し、救難拠点の石巻市総合運動公園で自衛隊員を激励。航空自衛隊松島基地では、約1500人の自衛隊員が集結した格納庫で隊員激励ライブを行った。

 その後、6月26日にも同市日和山公園で石巻小学校の児童100人や地元の人々ら総勢1000人と共に、アルバム収録曲を人間の声の力だけで再構築したゴスペル曲「TRY AGAIN for JAPAN」を大合唱。鎮魂と希望の歌として捧げるなどして、深い支援活動を継続してきた。

 紅白で歌唱する鎮魂歌「ひとつ」をいち早く耳にしたという石巻市の亀山紘市長は「本当に大切な人を亡くしてしまった方々に、勇気を与えていただける歌だと思いました。ひとつになって、そしていつまでも忘れないで、共に生きよう――この歌を聴いて涙を流すことによって、自分の感情を少しでも外に出すことが、これから生きていくうえでの勇気や希望につながる」とコメントした。

 出演者で唯一、被災地から歌唱する長渕は「被災した方々の無念さや悔しさやさまざまな思いを背中に感じながら、優しく歌ってみたいという思いです。番組を見る方々が、『いろいろあったけれども、また来年からも頑張ろう』という気持になっていただけるような、優しい、美しいシーンを表現できたらいいなと思っています」と胸中を明かした。

 なお、NHKの番組担当者は「安全上の理由などにより、この中継放送は完全非公開となるため、撮影地への立ち入りは一切できません」と注意を喚起している。

関連写真

  • 宮城県石巻市から歌唱することが決定した長渕剛
  • 震災後、被災地に何度も足を運び支援活動を行ってきた
  • 震災後、被災地に何度も足を運んで支援活動を行ってきた長渕剛
  • 紅白で歌唱する「ひとつ」(来年2月1日発売)

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