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北村有起哉、俳優人生初のネコ役に燃える「ニャー!」

 来年1月に上演されるミュージカル『十一ぴきのネコ』(井上ひさし作・長塚圭史演出)で、主人公・にゃん太郎を演じる俳優・北村有起哉。最近はテレビドラマを中心にひっぱりだこで、その人間味あふれる演技が注目を集めているが、今作では俳優人生初のネコ役に挑む。このほどORICON STYLEのインタビューに応じた北村は、したり顔で「思いっきり“ニャー!”って言ってやりますよ」と招きネコポーズを繰り出しつつ、今回の作品にかける思いを語った。

 演出家・長塚圭史が初めてミュージカルを手がける同作は、井上作品を長塚が初めて演出することでも話題を呼んでいる。馬場のぼる作の同名絵本を題材にし、11匹のネコたちが食糧を求めて旅をするというシンプルな物語には、初期の井上作品特有の思想が詰め込まれており、今回の上演でも1971年当時に井上さんが書いた脚本が使用されるという。

 北村は、井上作品の魅力を「何度でもやりたいと思わせる“魔力”が詰まっている」と表現する。5回目の出演となる今作も、これまで同様にイメージはふくらむばかりで「共演者の出方もあるけど、思いっきり表現の仕方を工夫したい。擬人化してもいいし、ひげを付けたり、しっぽを付けたり、ビジュアル面でも遊びが利く。全身タイツもあるかもしれないなぁ…。要はネコだから柔軟じゃないといけない」と構想をめぐらす。

 最近では近所のネコを観察する機会も増えたという北村は「プライベートでネコ語があふれるかも」と肩を揺らした。実は「イヌ好き」とオチも付けるが「ネコって、みんなの生活に密着してると思うんです。自由で自分を曲げないってイメージがあるけど、そこにたくましさすら感じる。これが十一匹のイヌだったら、おもしろくないと思う。だから、僕自身、ネコに憧れてる部分があるかもしれない」。

 役作りのポイントを尋ねると北村は「全体像を描くことが大事」と断言する。そして「セリフや言葉だけを暗記してもダメ。それよりも、自分は『なぜ、こう言われているのか』を考えて、吐き出すようにしている。作品の全体像をつかめていないと追いつめられるし、周りの出方や温度を感じ取った方が楽しくやれるんです」と明かした。

 ネコという未経験の役柄に「ニャー!って言ってやりますよ」と、早くも上演が待ちきれない様子の北村。「もう、楽しくやろうってことですよ。恥ずかしがったらダメ。ネコ臭い感じにします!大人も子供も一緒に笑って、ビクッとして、ギクッとしながら僕らの珍道中を味わってほしい。そして、いい意味で裏切らせていただく作品にしてみせますよ」と力を込め、期待感をあおった。

 いつもお腹をすかせていた野良ネコ・にゃん太郎が10匹の野良ネコ仲間とともに、大きな湖にいるという途方もない大きな魚を求めて大冒険の旅を繰り広げるミュージカル『十一ぴきのネコ』は、来年1月10日から1月31日まで東京・紀伊國屋サザンシアターで上演。チケットは10月29日より一般発売開始(http://www.horipro.co.jp/usr/ticket/kouen.cgi?Detail=170)。

ミュージカル『十一ぴきのネコ』チケット発売情報



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