アイドル歌手で女優の真野恵里菜が、12月10日公開の映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ＆オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』（坂本浩一監督）で特撮ヒーロー作品に初挑戦する。その名も日本中に勇気と感動を与えた女子サッカーチーム“なでしこジャパン”にちなんだ“仮面ライダーなでしこ”。真野は謎の女子高生・美咲撫子として現れ、福士蒼汰演じる如月弦太朗（仮面ライダーフォーゼ）と最強コンビを組んで、敵組織と戦う役どころだ。

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　歴代の女性仮面ライダーは、『仮面ライダー龍騎』（2002年）に出演した加藤夏希（仮面ライダーファム）、『仮面ライダー剣（ブレイド）』（2004年）の三津谷葉子（仮面ライダーラルク）ほか多数いるが、“仮面ライダーなでしこ”はシリーズ最強の呼び声が高い。

　冬の劇場版として毎年恒例となった『MOVIE大戦』シリーズは、放送中の『仮面ライダー』と、前作の『仮面ライダー』が登場し、複数のエピソードが展開される中、最後に一つの物語として完結する構成になっている。今作では、9月4日より放送が始まった『仮面ライダーフォーゼ』と、前作の『仮面ライダーオーズ／OOO』が共演。映画版のオリジナルエピソードとして、謎のフォーゼシステムを持つ撫子の正体が物語を大きく展開させ、弦太朗との恋模様も描かれる。『フォーゼ』に出演の高橋龍輝、清水富美加、『オーズ』の渡部秀、三浦涼介、高田里穂らが共演。

　シリーズ40周年を記念して、4月公開の『オーズ・電王・オールライダー　レッツゴー仮面ライダー』では、シリーズ初期作で主演した藤岡弘（本郷猛／仮面ライダー1号）、佐々木剛（一文字隼人／2号）、宮内洋（風見志郎／V3）の3人が、37年ぶりにアフレコで共演。8月公開の『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』では、松平健扮する“暴れん坊将軍”がオーズと共演するなど、アニバーサリーに相応しい多彩なゲストが登場してきた。“仮面ライダーなでしこ”が、その最後を飾る。

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