女優の宮沢りえ（38）がナッツチョコレート『アーモンドピーク』（江崎グリコ）の新CMに“バツイチ”の女性役で出演していることが12日、わかった。私生活では2009年に結婚し母親でもある宮沢が、今回演じるのは離婚後に友人役の木村多江（40）、大塚寧々（43）と東北地方へ旅行に出かける女性。CMでは、列車内で向き合う“大人の女性”たち3人が、仲良く会話を楽しむほのぼのとした様子が映し出される。

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　CMは、木村の「こういう機会を作ってくれたカナコ（宮沢）に感謝だね」、大塚の「バツイチ、おめでとう〜」という声に、宮沢が「ありがとう〜」と答える場面からスタート。のどかな田園を走る列車をバックに「東北に行こうと言ったのは私でした」という宮沢のナレーションが流れると、とりとめのない話を続ける木村と大塚を宮沢が楽しそうに見つめている。ひとまず休憩とばかりに商品を差し出す宮沢に、大塚は「ちょっといい女になった気がしない？」。興味深い視線を投げかける2人に宮沢が「前からいい女ですけど〜」と冗談っぽく切り返すストーリーが展開される。

　撮影は“みちのくの小京都”と称される観光地・角館（秋田県仙北市内）周辺で2日間にわたり敢行。3人がさまざまなテーマで会話する様子を、カメラを長回ししながらフリーな状態で撮影し、その中からベストカットを切り取り編集する手法で臨場感あふれるトークを演出した。互いに初対面だったという3人だが、年齢も近く共通の話題も多いことから、本番が始まる頃には古くからの“仲良し3人組”のように打ち解けていた。ちなみに列車内のシーンは、秋田内陸縦貫鉄道の角館〜鷹巣（同・北秋田市）間94.2kmを結ぶ臨時貸切車両に実際に乗り込み、往復約5時間という限られた時間の中での収録となった。

　宮沢の「恋愛より友情の方がありがたい時があります」というナレーションも印象的な、江崎グリコ『アーモンドピーク』新CM「大人女子会（東北に行こう）」篇は14日より放送開始。別バージョン「大人女子会（訳あり三人組）」篇なども順次放送。