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宮崎あおい「思いがきちんと伝われば、うまくいく」

 女優・宮崎あおい主演のNHKドラマ『蝶々さん』の長崎ロケが5日から7日にかけて行われた。米海軍少尉と恋愛悲劇を繰り広げる伊東蝶役の宮崎は「フランクリンと出会って、子供を産んで、1人で育てていくわけで、その彼への思いというものを、ずっと持ち続けることがとても大事なんじゃないかと思いました」と、愛を全うするお蝶の役作りへのアプローチを語り「その思いがきちんと伝われば、うまくいくのかな」と手応えをにじませた。

土曜ドラマスペシャル『蝶々さん』長崎ロケに参加した(左から)池脇千鶴、伊藤淳史、宮崎あおい、イーサン・ランドリー(C)NHK

土曜ドラマスペシャル『蝶々さん』長崎ロケに参加した(左から)池脇千鶴、伊藤淳史、宮崎あおい、イーサン・ランドリー(C)NHK

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 世界中で上演されているオペラ『蝶々夫人(マダム・バタフライ)』を、お蝶の視点から捉えて作家・市川森一が発表した『蝶々さん』(講談社)を原作に、維新の長崎の風情などを取り入れた歴史抒情詩として描く同作。長崎弁に挑む宮崎は「すごく難しいですけど、方言指導のテープを頂いて、それを家で聴いていると、なんだか音楽を聴いているようなとても心地よい気持ちになる」と、その“響き”に魅せられたといい「なるべく自然に自分の口から出てくるようにできたら」と意気込んだ。

 3日間のロケでは、オランダ坂やグラバー園など長崎の名所で撮影を敢行。なかでも宮崎は、諏訪神社を印象深い地に挙げ「たくさん階段を上がっていって、上がった先から見えた景色がとても素晴らしくて、自分が動くと視覚の中の見えている景色が変わっていくので、まるで絵を見ているようなとても不思議な感覚で、また来たい」と、同地にすっかり魅せられていた。

 お蝶と惹かれあうフランクリンを演じる米俳優イーサン・ランドリーは「お仕事でお寺やお宮さんを訪ねる事ができて、人生であまり見た事がないような景色に遭遇して、ここでも心が非常に動かされました」と見るもの全てに感動していたと感慨深げに話していた。

 会見にはほかに、蝶に想いを寄せる伊作役の伊藤淳史、伊作の妹で蝶の幼なじみ・ユリ役の池脇千鶴が出席。NHK土曜ドラマスペシャル『蝶々さん』は11月19日、26日の午後9時より前後編で放送。

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