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元オアシスのリアム、再び日の丸をバックに熱唱 「今だからこそ日本で歌う意味がある」

 元オアシスリアム・ギャラガー率いる英ロックバンド、ビーディ・アイの初の単独公演『BEADY EYE Japan tour 2011』が5日、Zepp Tokyoを皮切りに(3都市5公演)スタートした。ライブでは、日の丸をバックに「あの時以来演奏していないけど、東日本大震災からちょうど半年を迎える今だからこそ、ここ日本で演奏する価値がある」と今年4月3日に英・ロンドンで開催されたビーディ・アイ主催の日本震災チャリティーイベント以来、5ヶ月ぶりに日本支援チャリティーソングであるビートルズの名曲「アクロス・ザ・ユニバース」を披露した。

ビーディ・アイ

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 元オアシスのノエル・ギャラガー以外の全メンバー、リアム(Vo)、ゲム・アーチャー(G)、アンディ・ベル(G、クリス・シャーロック(Dr)で結成されたビーディ・アイは、今年8月に『サマーソニック2011』(千葉マリンスタジアム/舞洲サマーソニック大阪特設会場)に出演するために来日した。

 オアシスが、デビュー間もない頃に行い伝説となっているライブハウス・ツアーも初来日した94年と翌年のみ。リアムが日本でこのように小規模な会場でライブを行うのは16年ぶりのことで、“オアシスの初来日を再現”したかのような至近距離のステージに、熱気と興奮に包まれた。

 この日、日本未発表曲の「トゥー・オブ・ア・カインド」や「マン・オブ・ミザリー」などのレアなトラックを織り交ぜながら、代表\曲「ザ・ローラー」や「ブリング・ザ・ライト」、「ザ・ビート・ゴーズ・オン」を歌い、全17曲約1時間10分圧巻のパフォーマンスで盛り上げた。

 途中オーディエンスからの「アイ・ラブ・ユー!」という歓声に、リアムが「アイ・ラブ・ユー、トゥー!」と応え、最前列のオーディエンスと積極的に握手を交わすなど、ファンサービスもあり、2700人の観客は熱狂した。アンコールでは「日本にまた帰ってこれて嬉しい」と喜び、日本語で「アリガトウ」(リアム)とファンとの時間を楽しんだ。

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