俳優の松坂桃李が7月31日、東京・日本橋の架橋100周年『名橋「日本橋」橋洗い』イベントにゲストとして出席した。映画『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜（仮題）』で共演した阿部寛が同日、自身の公式ホームページで6月23日に第1子女児が誕生していたことを発表したと聞いた松坂は、「初めて聞きました！ おめでとうございます。元気なパパっていうより和やかなお父さんってイメージ。こんな素敵なパパだったら嬉しいなと思います」と祝福した。

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　松坂は共演の菅田将暉、竹富聖花とともに道路元標に各地の名水を注ぐ“名水水会わせ”を行い、同映画の物語の舞台となった日本橋橋上の「翼のある麒麟の像」をデッキブラシできれいに掃除。菅田は「自分たちがお芝居したところをきれいにできるのは気持ちいい。像が神々しいっていうのが第一印象でした」と喜び、松坂は「愛を感じる。たくさんの人がこの橋を愛してるんだなって思いました」としみじみ語った。

　同映画は昨年4月にTBS系で放送され高視聴率を得た連続ドラマ『新参者』と今年の新春ドラマスペシャル『赤い指』の続編で、原作は東野圭吾の人気ミステリー“加賀恭一郎シリーズ”の今年3月に発売されたばかりの最新作。来年1月公開予定。

　その後行われた『双十郎河岸』記念碑セレモニーには歌舞伎俳優・市川團十郎と坂田藤十郎が揃って出席。箱崎船着場を出発し、日本橋船着場までしばしの船旅を楽しんだ後に関係者らとともに石碑序幕を行い、日本橋橋上を練り歩いた。藤十郎は「日本橋の皆さんの力をお借りして船乗り込みをさせていただいて、うれしいとともにまた頑張らないとという思い。皆さん、どうかお元気で頑張ろうではありませんか！」と声をかけた。

　この日は時折小雨がぱらつくあいにくの天気となったが、團十郎は「市川家の先祖から日本橋の土地ともたいへん深いご縁がございます。日本橋の上で日本晴れが見たいです。何代か後に実現すればたいへんうれしく思います」と願った。また今月25日に息子の市川海老蔵と小林麻央の第1子となる長女が誕生し、報道陣から「退院おめでとうございます。（麻央さんは）ご実家ですか？」と問われると「多分そうだと思います」と控えめに語っていた。