AKB48秋元才加と宮澤佐江が主演する『スーパーLIVEショー ダブルヒロイン』の共演者オーディションの最終選考が23日、文化放送メディアプラスホールで行われ、渡部光夏さん(わたべありか・22)、村田あゆみ(23)、齋藤明里(さいとうあかり・16)の3名の合格者が決定した。

　文化放送のラジオドラマと月刊『少年ライバル』のコミック連載など、メディアミックスで展開中の企画『ダブルヒロイン』。この作品は、近未来の東京・下町を舞台に、東京スカイツリーの地下に存在する秘密警察に所属する二人の“ヒロイン”の奮闘を描くアクションドラマ。文化放送のラジオ番組『AKB48 秋元才加・宮澤佐江のうっかりチャンネル』内のラジオドラマでは、敏腕刑事・レイチェル役を秋元才加が、新人アンドロイド・明日香役を宮澤佐江が演じている。

　今回この『ダブルヒロイン』が歌とダンスを中心とした舞台『スーパーLIVEショー　ダブルヒロイン』として、22日より品川ステラボールで上演されることが決定。主演はラジオドラマと同じく秋元才加と宮澤佐江が務めるが、同作品の共演者を一般公募で決定するオーディションが開催された。

　最終審査の会場となった文化放送メディアプラスホールに、550名の応募者の中から書類審査を通過した19名の候補者が集い選考に臨んだ。候補者は1次審査で課題曲の歌、ダンス、演技を披露。その後候補者を8名に絞ったうえで、最終審査を実施。自己PRと課題の再披露などを行い、全審査が終了した。

　そして合格者に決定したのは、新体操歴9年を数えるダンサー・村田あゆみさん、バレエや様々なダンスを学んできた渡部光夏さん、そしてもう一人、審査員特別賞に、舞台出演経験も豊富な高校1年生・齋藤明里さんが選ばれた。

　合格した3名は、「ただの一般人として生活していた私に夢のような幸せがやってきました」（村田さん）、「観てくれるお客様に元気や勇気を与えられるよう、精一杯がんばりたいです」（渡部さん）、「いますごくうれしくて、すごくワクワクしています」（齋藤さん）と、それぞれに喜びを表現。

　審査員を務めた『ダブルヒロイン』の原作・構成者、広井王子は「3人は独特な“オーラ” が出ていて、私自身触発される部分がありました。舞台では3人ユニットとしての出番も用意してみたいですね」と、公演に向けての構想を語った。。

　『スーパーLIVEショー ダブルヒロイン』は9月22日〜26日まで、品川ステラボールにて上演。